ピッコマで公開されている「お父さん、私この結婚イヤです!」の感想と考察になります。
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「お父さん、私この結婚イヤです!」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【99話】感想と考察(一部ネタバレを含む)
管理人が作品を読んだ感想と考察になります。
過去の記憶
ジュベリアンがふと目を覚ますと自分の体は小さく、幼い頃に戻ったよう。
何事かと戸惑っていた彼女でしたが、それが自身の過去の記憶の中であるとすぐに察していました。
実際に過去に戻ったわけではなく、幼い頃の自分に憑依したかのような視点で失われていた記憶が描かれていくみたいですね。
まずジュベリアンは母アメリアと顔を合わせ、思わず涙を流していました。彼女にとって母は記憶にはない存在でしたから、母を思い出して色々こみ上げてくるものがあるのでしょう。
それから場面が点々と変わり、ジュベリアンがこれまで経験してきた重要な場面が描かれていくことに。
全ての記憶を見終わったときに今のジュベリアンは目を覚ますことになるのかもしれません。
夫婦の口論
ジュベリアンが見た過去の記憶の中に、両親の口論の場面がありました。
フロエン公爵は自身が皇帝ダリウスに操られて妻アメリアを殺してしまうことを懸念し、アメリアに亡命することを勧めているという。
アメリアは魔力を持っているため、ダリウスがまず彼女を狙うだろうとフロエン公爵は考えたよう。
亡命してフロエン公爵ともジュベリアンとも離れ離れで暮らせというのは残酷なことですが、それが唯一アメリアを生かす方法だということなのかもしれませんね。
一方のアメリアはそれを受け入れず、夫婦で口論に発展していたみたいです。
彼女はどんな結果が待っていようともここに残りたいようで。たとえ皇帝に操られた夫に殺されようとも、ずっと家族の傍にいることがアメリアの望みだったわけですね。
幸せだったフロエン公爵一家がダリウスのせいでこんなに追い詰められるとは、本当に許せない奴です。
支配されたフロエン公爵
また場面は移り、今度はダリウスに操られたフロエン公爵が皇室騎士たちと押しかけてくる緊迫した状況に。
アメリアはフロエン公爵のことを怪物と呼び、怪物に見つかってはいけないとジュベリアンに言い聞かせてタンスに隠していました。
この場面は以前もありましたね。第45話でジュベリアンの夢として描かれていて、記憶にないはずの母に怪物から逃げて隠れるよう言われているシーンがありました。
この続きが明かされるのは今回が初めてだと思いますが、たぶんこの後アメリアがフロエン公爵に殺されてしまうのでしょうね…。
それと同時にフロエン公爵がどうしてもジュベリアンに思い出して欲しくない記憶がこれなのかもしれません。
自分の母親を怪物になった父親が殺してしまうなんて耐えられないですからね…。この続きがどうなるのか気になるところ。
そして次回にも全ての記憶を思い出したジュベリアンが目を覚ますことになるのでしょうか。注目ですね。
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