ピッコマで公開されている「今世は当主になります」の感想と考察になります。
「あらすじ」や「漫画や小説の先読み方法」や「みんなの感想・レビュー」はこちら!
←前回 | 今回 | 次回→ |
第97話 | 第98話 | 第99話 |
「今世は当主になります」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【98話】感想と考察(一部ネタバレを含む)
管理人が作品を読んだ感想と考察になります。
威勢のいい愚か者
フィレンティアが馬小屋で遭遇した少年カセ・アンゲナス。
初対面にも関わらず無礼な態度で威張り散らしてくる彼は、デュラック商団の長クロイトン・アンゲナスの孫なのだとか。アンゲナス家と言っても直系ではなく傍系の人間みたいです。
家門自体もロンバルディのほうが格上なのに傍系ともなるとフィレンティアとの立場の差は歴然でしょう。
ただカセは彼女がロンバルディだとは知らず、そこら辺の貴族令嬢だと思って威張っているよう。
自分よりも格上の相手だとも知らずに偉ぶってくるとは、威勢のいい愚か者という感じですね。
一目惚れ?
カセは偉ぶってきたうえに図々しくもフィレンティアのことをお茶に誘ってきました。
というのもカセはフィレンティアを可愛いと思ったらしく、もしかしたら一目惚れですかね…?こんなモブキャラに好かれてもフィレンティアも困ると思いますが…。苦笑
だからこそ良いところを見せたくてアンゲナスの名前で威張っていたのかもしれません。まあ家門の名前で威張る奴なんて全然カッコよくないんですけどね…。
悪童の双子登場
フィレンティアのもとには双子のメイロンとギリウがやって来て、彼らの姿を見たカセは震えあがっていました。
双子のことはロンバルディだとすぐ分かったみたいですね。自分はアンゲナスだぞとあんなに威張っていたのに、自分より立場が上の相手には怖気づいてしまうみたいです。ダサいですね。笑
特にメイロンとギリウのことは悪童として知っていたみたいで、それがまたカセにとっては恐怖だったよう。
今まで作中で悪童と呼ばれていることは無かったと思いますが、第40話なんかのベレサックを襲うシーンを見たら悪童と呼ばれるのも納得ですかね。
フィレンティアを守るためではありましたが、ベレサックを脅す双子の姿は少しゾッとしましたから。笑
それからメイロンとギリウはカセがフィレンティアをお茶に誘ったと知って彼に詰め寄り、双子の威圧感にカセは完全に縮こまっていました。
いや~双子の登場でスカッとする展開が見れましたね!
戸惑うベイト
夜遅くにベイトはフィレンティアに関して色々と調べていました。
前々回の第96話で、自分について本格的に調査してみろと彼女から挑戦を受けていましたからね。
情報力や調査能力には絶対の自信を乗っているベイトは彼女について徹底的に調べ上げ、そして何かに気づいたのかラストシーンでは少し戸惑っている表情を見せていました。
何に気づいたのかは具体的には分かりませんが、とにかくフィレンティアが只者ではないことだけは察したのかもしれませんね。
彼はどこまで知ってしまったのでしょうかね~?
クレリバン率いるフェレット商会を実は裏で動かしたり、ギャラハンの既製服事業にも裏で関与していることとか?それともトレンブルーの治療薬開発のこととか?
きっとベイトなら普通は知り得ないことまで知ってしまったのでしょう。彼の調査結果が気になるところです。
←前回 | 今回 | 次回→ |
第97話 | 第98話 | 第99話 |