ピッコマで公開されている「優しいお姉様はもういないわ」の感想と考察になります。
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「優しいお姉様はもういないわ」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【21話】感想と考察(一部ネタバレを含む)
管理人が作品を読んだ感想と考察になります。
大クリスタン大公が現れる
イレンがローゼス子爵令嬢に殴られそうになっているところ、その場に現れたのは大クリスタン大公でした。
彼は非常に険しい表情を浮かべており、かなり怒っているよう。イレンが暴力を振るわれるのが許せないのでしょう。彼女のためにそこまで本気で怒ってくれるとは、もう家族の一員のように思ってくれているのかもしれません。
大クリスタン大公のことは皆知っていてその場は静まり返り、ローゼス子爵令嬢は震えあがっているよう。手を出してはいけない人物に手を出してしまったのだとすぐに理解したみたいですね。
ガタガタと怯えている様子は最高です!笑
自分の愚行を後悔するよう厳しい罰を与えて欲しかったのですが、イレンはそんなつもりは無いようで。ただ謝罪だけさせて店をあとにしました。
イレンが優しすぎて何だか不完全燃焼ですね…。もっと追い詰めてやりたかったのに…。
彼女さえそのつもりであれば大クリスタン大公は絶対に動いてくれたと思いますが、やられたらやり返すみたいなことはイレンの性に合わないのかもしれませんね。
彼が買っていたものは
帰りの馬車の中、大クリスタン大公は何か買ってきたようでイレンにプレゼントしてくれました。
なんとそれはペアリング。明日ノエルと展示会に参加するからということで、ペアで指輪をつけて欲しいみたいです。
まさか別行動の間にそんなものを買っていたとは…。自分の用事なんか初めから無かったのですね。
ノエルの分まで買ってくるあたり、大クリスタン大公は彼と仲直りしたい気持ちがあるのでしょう。
その指輪はイレンからノエルに渡すことになりましたが、受け取ってもらえるかイレンには自信がないよう。
ノエルには大クリスタン大公に冷たく扱われてきた過去がありますからね。イレンはもし自分に冷たくしてきたチェイス伯爵家の家族が突然プレゼントを渡して来ても受け取る自信がないと感じたみたいです。
ノエルとイレンは共に家族からの愛情を受けられずに生きてきましたから、似たような経験をしている分彼の気持ちを想像してしまうのでしょう。
大クリスタン大公もノエルに拒否される可能性があることは承知しているみたいです。果たしてノエルは受け取ってくれるのか注目ですね。
ベッドにドレスが
イレンが屋敷に帰ると、彼女のベッドの上にはなんとドレスが。それはノエルが置いていったものなのだと。
どうやら彼はイレンのためにドレスを用意してくれていたみたいですね。
きっとノエルは悩んだでしょうね~。イレンのドレス姿を思い浮かべて頭を悩ませるところが思い浮かびます。笑
あの店ではローゼス子爵令嬢に絡まれたせいでドレスを買わずに帰りましたが、むしろそうしてよかったですね。
ノエルから貰ったドレスを身に纏い、大クリスタン大公から貰った指輪を付けたらもう完璧でしょう。
あとはペアリングをノエルが受け入れてくれるかどうか。これをきっかけに大クリスタン大公と仲直りできるといいです。
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