ピッコマで公開されている「悪女は今日も楽しい」の感想と考察になります。
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「悪女は今日も楽しい」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【55話】感想と考察(一部ネタバレを含む)
管理人が作品を読んだ感想と考察になります。
フレードリヒ皇太子の廃位
ついにフレードリヒ皇太子が廃位されることが決闘しました。皇太子の座から降ろされて、ただの皇子に戻るわけです。
案外あっさりでしたね。もう少しいざこざが続いてしばらく皇太子のままかとも思っていましたが。
それと同時にレイリンとの破婚と、アイリスと浮気していたことも合わせて伝えられ、皇室が公式にカンドミオン公爵家への謝罪声明を出すことで事態は収束しました。
いや~スッキリですね。フレードリヒの評判はガタ落ちで、世間ではレイリンへの同情の声が集まっているみたいです。
浮気してまでレイリンよりもアイリスを選んだわけですから当然の報いでしょう。
これまでのフレードリヒとアイリスは作中でメインの悪役的な存在だったと思いますが、早くも勝負がついてしまったのではと。特にフレードリヒは明確に権力や立場を失いましたからね。
アイリスについて今回は触れられていませんが、浮気相手として世間からの評価は厳しくなったはず。
奴らがまだこれから何か動きを見せることがあるのか注目ですね。
新たな皇太子
フレードリヒの廃位を受けて、新たな皇太子が誕生することに。
成人式を挙げたばかりのハオポルト皇子が皇太子の座に任命されることになったみたいです。
彼は今回が初登場ですね~。フレードリヒ以外にも他に皇子がいるという話はありましたが、実際に登場して名前も明かされるのは初めてです。
早速ハオポルト皇太子の冊封式が開かれ、そこにはレイリンも参加していました。
ただ彼の会話シーンなどは無くどういう正確な人物は分からないまま。大体こういう場合、小説を知っているレイリン目線で彼がどういう人物なのか描かれそうなものですが、そういう描写もありませんでした。
ぱっと見の雰囲気は良い人そうに見えますけどどうでしょうかね~?
ちなみに以前の話で、フレードリヒはレイリンと婚約したから皇太子に選ばれただけで、他の兄弟のほうが優秀だったという話がありました。
その通りであればハオポルトはフレードリヒよりも優秀な人物なのかもしれません。
今後のストーリーに新たな皇太子ハオポルトがどう関わってくるのか楽しみですね。
突然の独り立ち?
ハビエルからレイリンへ突然の衝撃的な言葉が伝えられました。
なんと彼はここを去るつもりなのだとか。カンドミオン公爵家を出て行くということですね。
何と急な…。レイリンもショックそうな表情を浮かべていました。
どうやらハビエルは、いつまでも子供のままではいけないと思ったみたいです。
確かに以前第48話で、早く大人になってレイリンと同等の立場で隣に立ちたいという思いからアカデミー入学を望んでいるハビエルの気持ちが描かれていました。
ハビエルは想像以上にしっかり者ですね。彼が望めば一生レイリンの傍にいてカンドミオン公爵家の屋敷で暮らせるはずなのに。
レイリンのことを大切に思っているからこそ、同等の立場に立って守ってあげたいと思っているのかもしれません。
寂しそうな表情を浮かべるレイリンですが、彼女であれば勇気ある決断を下したハビエルの背中を押してあげそうですね。
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