ピッコマで公開されている「あなたの心がわかるように」の感想と考察になります。
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【100話】感想と考察(一部ネタバレを含む)
管理人が作品を読んだ感想と考察になります。
1番目の誓約
1番目の誓約はバイオレットが小さい時のこと。馬車に乗っていたバイオレットが倒れている少年のウィンターに気が付くと、一緒に乗っていた先生を説得して彼の元へ。
彼の手を取り、自分にはいい医者がいるから代わりに痛みを受けると願うバイオレット。
帰りの馬車の中で具合が悪くなったバイオレットは、その状況にもかかわらず痛みが移ったのではないかと笑顔になるのでした。
やはりバイオレットとウィンターは体を入れ替える呪術に必要な痛みを分かり合うという3回の誓約を行っていたようです。
それにしても、バイオレットは小さい時から心優しい少女だったのですね。伝染病かなにかで苦しんでいるのかもしれないのに、迷わずにウィンターの手を取るシーンに心を打たれました。
おそらくバイオレットのことを認識していないので、ウィンターはこのことをきっと覚えていないでしょう。
2番目の誓約
2年後の2番目の誓約でのこと。街で体調が悪くなったバイオレットはその場にいたウィンターに助けを求めます。
上の兄が迎えに来るまで一緒にいてほしいとお願いをされると、貴族に関わると強盗扱いされると最初は警戒をするウィンターでしたが結局受け入れることに。
小さいバイオレットを抱っこして自分が代わりに病気になればと思うのでした。
ウィンターは1度目の誓約でバイオレットのおかげで痛みがなくなったことは知りませんから、純粋に少女が苦しんでいるのをかわいそうに思ってそう願ったみたいですね。
バイオレットにとっては上の兄(アッシュではない)が来るまで一緒にいてくれた恩人でいい思い出ですが、ウィンターにとってはそうでなかったよう。
バイオレットと上の兄にお礼を言われると、自分が異邦人だと気にするウィンターは逃げるように去ってしまうんです。
これをきっかけに早く本物の貴族にならなければと改めて思うようになったみたいですね。
それで、大人になるとバイオレットと結婚することになりましたし、2人は運命の相手だったということですね!
3番目の誓約
結婚式の誓いの言葉の時のこと。
お金の絡んだ結婚であってもいつかは愛し合うことができると前向きに誓うバイオレット。
一方、自分とは違ってバイオレットは誓約を心から受け入れるわけはないから勘違いしないようにと思いつつ、結婚の誓いをするウィンター。
3回の誓約を経て、2人は互いに助け合う存在である「伴侶」となったようです。
そして、時は戻り、翻訳の書類を大事そうに抱きしめるバイオレット。自分が病気のウィンターに役に立ったのだと確信すると、自分の最大の幸運だとうれしくなるのでした。
ウィンターも不愛想な顔をしながらも、しっかりと結婚の誓いをしていたのですね!
結婚の誓いとは神父さんが言う、病める時も健やかなる時も、悲しみの時も喜びの時も~愛し合うことを誓いますか?というやつです。
バイオレットは自分が彼の病気を引き受けたのだと知りましたが、ウィンターは知ることになるのでしょうか。
小さい時から2人が出会って運命的に結婚したのはいい話ですが、自分のせいで彼女の体が弱くなってしまったのは辛く思ってしまうでしょうね。
それはそうと、今回で100話を迎えました!休載も少なく、ここまで来るのはすごいですよね~。
ちなみに小説版だと178話あるようですが、いったいどこまで進んでいるのでしょう?クライマックスに向かっている気がしますが、まだまだ読んでいたいです。。
途中で終わることなく、完結まで続くことを切に願います!!
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