ピッコマで公開されている「あなたの心がわかるように」の感想と考察になります。
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【92話】感想と考察(一部ネタバレを含む)
管理人が作品を読んだ感想と考察になります。
知られたくない過去
身体を入れ替える薬草があると嘘をついていたウィンター。入手困難な薬草だから今は手元にないと言い逃れようとした時、メイドのルルがウィンターの異父弟が訪問しに来たと報告しに来ます。
すると、異父弟は自分が薬草の件で呼んだのだとその場を切り抜けるのでした。
バイオレットはウィンターの話を本当かどうか疑問に思っていたようですが、異父弟は自分が薬草の件で呼んだのだとその場を切り抜けるウィンター。機転が利くのはさすがですね。
ここまでして自分が自殺したことを隠すのはすべてバイオレットのため。彼は未だにバイオレットが自殺した時のことが忘れられないため、自分と同じ目に合って欲しくないというウィンターの優しさなのでしょう。
そういえば、異邦人のウィンターの母には双子の男の子がいるんでしたね。56話でその子たちの心臓病の薬代を無心しに来たことがありました。
いったい異父弟は何の用で来たのかが気になります。
訪問した理由
ウィンターに会いにやって来た異父弟のハーリン。彼は恩を返すため仕事をするためにやって来たのだと。
最初は怖い顔をしていたウィンターも、その話を聞いて彼が気に入ったよう。ひとまず屋敷に通すのでした。
ハーリンがまともな人で良かったです。。お金を無心しに来た時の母の話(子供の薬代でお金が必要だということ)もどうやら事実だったようですね。
いつも利用されてばかりのウィンターですが、恩を返そうと言うハーリンの姿勢を気にいったのではないでしょうか。しかも、ちょうどバイオレットに自殺がバレそうになっていた時だったので、絶妙なタイミングでやって来てくれましたよね。
カーニック一族の呪術
母からウィンターが体を入れ替わる方法について知りたがっていることを聞いていたハーリン。体が入れ替わる呪術が記載されるアリカ地域の古代呪術の本を持って来たのだと言います。
恩を返す仕事として、死なずに体を入れ替える方法が本に書かれていないか解読するようにウィンターは指示するのでした。
ハーリンは有能そうな人物ですね!さすがウィンターの弟です。
今の時点でわかっていることはカーニック一族の呪術はたいていアリカを離れると使えなくなるのに、体を入れ替わる呪術はそこから出ても有効なのだということ。
このままハーリンがこの本をすべて読み解くことができたら、また新しい発見がありそうですね!!
心臓病
ウィンターに心臓の病気がないか話すハーリン。自分たち双子も母も母の兄弟もみんな心臓が悪いのだと言います。
ウィンターが悪いのはバイオレットの心臓の方だと明かすと、心臓にいい薬を差し出すハーリン。彼はウィンターも心臓が悪いかもしれないと思って持ってきていたよう。
さっきはああ言ったものの、小さい時は自分も心臓が悪かったことを思い出すウィンター。小さいころに働いていた食堂を出て行ったくらいから治ったことを思い出します。
そして、体を入れ替わった時に目の当たりにしたバイオレットの体の痛みと重ねて、妙な気分になるのでした。
ハーリンは本当に有能ですね!(2回目)
家系に心臓が悪い人が多いのは遺伝なのでしょうか。ウィンターも子どもの時は心臓が悪かったのにその後いつの間にか治っていたのも不思議ですね。
漫画の描写的にウィンターの心臓が悪いのがバイオレットにまるで移ったかのようでしたが…
ウィンターとバイオレットは小さい時に出会っていてそこで何かあったのでしょうか。
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