ピッコマで公開されている「あなたの心がわかるように」の感想と考察になります。
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【88話】感想と考察(一部ネタバレを含む)
管理人が作品を読んだ感想と考察になります。
ヤニス・ヘストンの訪問
翌日。バイオレットの元に訪れたヤニス・ヘストンが謝罪と父のカルザン・ヘストンと結婚して欲しい意向を伝えます。
しかし、そんな彼にバイオレットは冷ややかな視線を送っていると、今度は遅れてきたウィンターが現れます。
彼は当然激怒しており、バイオレットは彼を落ち着かせるのでした。
怒り狂うウィンターを見て暴れ馬の落ち着かせ方を思い出したバイオレットが面白かったです。笑
首の後ろを撫でる方法で本当に落ち着いてしまうウィンターもかわいいです。ウィンターの暴走を止められるのはバイオレットくらいしかいないですよね。
そんな2人のやり取りを見て、彼女らが離婚する予定がないことをヤニス・ヘストンはわかったのではないでしょうか。
湖問題
ひとまずカーニック族伝統のお酒をヤニス・ヘストンに提供するバイオレット。
すると、さっさと本題に入らないこの状況にウィンターが苛立ちを見せると、ヤニス・ヘストンと口論が始まってしまいます。
2人が言い争っていたのはカーニックホテルの別荘にある湖のこと。
王室に忠誠を誓うヘストン家が王室の借金の一部を肩代わりすることになったため、ヘストン家は湖をウィンターに売ったのだと。
しかし、日照りが続いて湖の水が頼りになった時にウィンターが湖の水代を取り始めて、ヘストン家の領地民の生計を圧迫しないか危惧しているということのようです。
ウィンター的には全ての建物を担保にしてやっと購入したのだから当然だという主張ですが、領地民を優先するであろうバイオレットは自分を説得するだろうと予想しています。
ウィンターはバイオレットに弱いですから、彼女に頼まれたら断れません。
それにしても、ヘストン家は湖がなくても川があれば水源は十分だと考えて売却してしまったようですが、考えが甘かったということですよね。
ヘストン家の自業自得な気がします。
彼らに一連の話を聞いて、バイオレットがなんて言うのかが気になります。
バイオレットの出した答え
領地の状況が悪くなったのは領主の失策であると指摘するバイオレット。本来ならお願いする立場なのにウィンターに無礼な態度を取ったことも非難します。
さらに、自分と再婚しようとしたのもお金が必要だったからだと告げると、ヤニス・ヘストンは謝罪をすることに。
バイオレットの後押しもあって湖のことはカーニック社とヘストン家の間で会議を開いて解決することになり、その旨を手紙に書いてヘストン家に報告することにするヤニス・ヘストン。
手紙を書き終わったころには、先ほど飲んだお酒が回ってその場で眠ってしまうのでした。
バイオレットがウィンターへの無礼な態度を叱責したので、ウィンターはとても嬉しそうでした。以前のバイオレットなら領地民のためにとウィンターにお願いをしそうなところですが、毅然とした態度で接したバイオレットが良かったですね。
自分の思い通りにいかず、悔しがるアッシュの姿が早く見たいです。笑
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