ピッコマで公開されている「あなたの心がわかるように」の感想と考察になります。
「あらすじ」や「漫画や小説の先読み方法」や「みんなの感想・レビュー」はこちら!
←前回 | 今回 | 次回→ |
第81話 | 第82話 | 第83話 |
「あなたの心がわかるように」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【82話】感想と考察(一部ネタバレを含む)
管理人が作品を読んだ感想と考察になります。
離婚前日
数日が経ち、離婚の前日のこと。
あの日以来、邸宅に帰ってこないウィンターに余計なことを言って傷つけたことを後悔するバイオレット。
彼は今まで通りお金の代わりに両親の愛情を受ける方がいいかもしれない、そして彼に爵位を与えたいのも借金を返したい自分の欲ではないかと自責します。
そんなことを考えているバイオレットの表情を見て心配するメイドのルル。
カルザン・ヘストンとの再婚を避けるには遠くに逃げないといけないとバイオレットが話すと、そんなことをしたらウィンターは今度こそ死んでしまうと必死に止めます。
そして、自分がいなくなったあとにウィンターがどれほど傷ついていたのかルルから聞かされると、ウィンターとちゃんと話をして2人が離れなくてもすむ方法を見つけることにするバイオレットは答えるのでした。
ウィンターがあの日以来姿を見せないので、バイオレットは彼のことを気にしていますね。
ルルの後押しもあって、バイオレットが思い直したようで良かったです。そして、カルザン・ヘストンとの再婚を避けるために、再婚する「名分」をなくせばいいとひらめきますが、バイオレットはどのような手を使うのでしょうか。
ともかく誤解が解けて、バイオレットとウィンターが早く仲直りしてくれると良いです。
本当に自分のことを考えてくれていた人
一方、カーニックホテル本社の執務室でのこと。
秘書のハエルから早く邸宅に戻るように促されるウィンター。
そして、ハエルもバイオレット同様にブルーミング公爵夫妻がウィンターのことを愛していない考えだと知ると不快感を表しつつ、人の目にはそう見えていたのだと気付かされます。
すると、そこに爵位の話をしに来たブルーミング公爵が現れます。彼が御託を並べると、うんざりして話を聞くウィンター。
親だと信じていた人たちは自分が苦労して築いた財を拾い集めるのばかりで、自分のことになんてまったく興味がない。
そんな中、バイオレットはそれを自分の元に戻そうとしてくれていたということに気付くウィンター。
バイオレットがあのような悪い話をしてまで自分を両親と引き離そうとした理由がわかり、彼女の手を振り払ってしまったことに激しく後悔するのでした。
ウィンターは両親に愛されていないということをおそらく薄々は気づいていたのでしょうが、今までの自分を否定するような気がして認めたくなかったのでしょう。
今回、彼らが自分を大切にしていなかったということがわかり、彼らと縁を切る覚悟できたのではないでしょうか。
誤解も解けたでしょうし、早くバイオレットとウィンターが話を出来ると良いですね。
←前回 | 今回 | 次回→ |
第81話 | 第82話 | 第83話 |