ピッコマで公開されている「今世は当主になります」の感想と考察になります。
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「今世は当主になります」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【68話】感想と考察(一部ネタバレを含む)
管理人が作品を読んだ感想と考察になります。
サーシャウ夫人との信頼関係
ギャラハンが不治の病トレンブルーにかかったことが噂で広まり、フィレンティアとクレリバンはサーシャウ夫人の存在を気にしていました。
以前第57話の建国祭の際に、サーシャウ夫人はギャラハンのビジネスパートナー的な感じになっていて、今後ギャラハンの既製服事業を進めていくうえで重要な人物であるわけです。
そんな人物に不治の病のことを黙っていたとなったら、信頼関係が崩れてしまいますからね…。
フィレンティアはサーシャウ夫人宛てに父ギャラハンに手紙を書いてもらうことにしました。
手紙を受け取ったらサーシャウ夫人はどんな反応をするのか、ちょっと怖いですね。
以前登場した時は毅然としていて厳しそうな印象の女性でしたが、聡明な人でもあると思うので、今のギャラハンの状況に理解を示してくれることに期待したいですね。
病気から回復した後も強い味方になってくれる人物だと思うので、サーシャウ夫人からの信頼だけは失いたくないものです。
ギャラハンは何か察した?
今回ギャラハンがフィレンティアの秘密に勘づく場面が。
というのもフィレンティアは、サーシャウ夫人からの信頼を失わないためにと迅速に対処法を考えて行動していたわけですが、そんな彼女の振る舞いに違和感を感じたようで。
手紙の内容を即座に考えたりシャナネットにも協力を依頼したりと、まだ幼い娘が急なトラブルに的確に対処しているわけですから、確かにおかしな話ですよね。
しかもギャラハンが違和感を感じるのは初めてではなく、ある時から堂々と振舞ったりたくましい表情を見せる娘の振る舞いが気になっていたよう。
まさにフィレンティアが過去回帰してきたときからですね…。見た目は子供でも中身は大人のフィレンティアなので、別人のように見えても仕方ありません。
そういうわけでギャラハンは娘には秘密があるのではと考え、もし自分が最期を迎えるなら本当のことを教えて欲しいと頼んでいました。
当然過去に回帰してきたなんて想像していないでしょうが、秘密を持っていること自体は見抜かれてしまいましたね…。
さすがに溺愛する娘の異変に気づかないわけはないですか…。
フィレンティアがその秘密を打ち明ける必要が無いよう、ギャラハンにはしっかりと回復して欲しいものです。
皇帝への報告
皇帝の元にはアンゲナス当主が訪れ、ギャラハンがトレンブルーを患ったこと伝え、既製服事業をアンゲナス家に移すように説得していました。
他の家門から事業を奪おうだなんて、アンゲナスの人間は本当に悪い奴らですね。
ただ既製服事業が倒れてしまっては帝国で暮らす国民の生活に影響があるということで、皇帝も頭を悩ませているよう。
そんなところにルーラックも登場し、アンゲナスの奴らを一喝することに。
開発中の治療薬でギャラハンが回復に向かっていること、ギャラハンに万が一のことがあってもロンバルディ家で事業を継続できることをルーラックは断言していました。
いや~、相変わらずルーラックは頼もしい!
ギャラハンが回復中という話は嘘なわけですが、まあこういう時は嘘も必要ですよね…。笑
あとギャラハンが居なくなってもロンバルディ家で事業を進めるというのは、当たり前だと思ってしまいました。
家門にギャラハンしかいないわけじゃないですからね…。むしろなぜアンゲナス家に移さなければいけないのか疑問でしかありません。
皇帝はひとまずルーラックの言うことに従ってくれましたが、アンゲナス家も簡単には諦めないでしょう。
アンゲナス家がどんな手を打ってくるのか、今後の戦いがどうなるのか楽しみです。
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