ピッコマで公開されている「リリエンの処世術」のネタバレと感想になります。
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「リリエンの処世術」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【16話】ネタバレ
※韓国版を読んだものを簡単にまとめました。
皇宮の怪物
魔力は基本的に人間の意志を助ける力である。
ダミアンは膨大な魔力を生まれ持ったが、あふれる魔力を制御できず怪物となった。彼は先天的な魔力過剰症を患う、皇宮の怪物と呼ばれた。
いまだに自制を失うと問題が起きてしまうのである。
馬車の中。ダミアンはさきほどのことを考えていた。
リリエンはたいしたことをしていないと言うが、彼女が助けてくれなければ正気を取り戻せずに、命を失っていた可能性もあった。
彼女が触れた瞬間。真っ暗闇の中で苦しんでいた状態から抜け出して、あたりが暖かい光で包まれたのだ。
恩返し
恩返しをするチャンスをくれませんか?と尋ねるダミアンに、この魔道トンネルを壊してもらえないですか?とリリエンはお願いをした。
チューリンとカンタークンをつなげる魔道トンネルは、2時間もあれば皇帝の軍隊が進軍できてしまう目の上のコブのような存在。
その上、魔道トンネルの存在を理由に、皇室とイシュラル家が内通しているというデマが流れることもあった。
ダミアン側とイシュラル家の同盟のためにも、ない方がいいのである。
望みといえばそれくらいしかなく、殿下ならもしかしてできるかもと思ってお願いしたと話すリリエン。
そうですね…とダミアンは言うと、彼女は僕について知らないからそんなことを言えるのだろうと内心考えていた。
僕がその願いを叶えれば喜んでくれるのか。その白い頬を赤く染めてくれるのか。
ダミアンはヘメンリンナ大侯伯に、君にはあの子はもったいないと言われたことを思い出した。
魔道トンネルを壊すことなんてわけもない。生後7日目にして魔力測定器を破壊するほどの能力を僕は持っているのだから。
恩人のためならやってみましょうとダミアンはほほ笑むのであった。
【16話】感想
ダミアンは魔力過剰症に苦しんでいますが、自分をその辛い状態から救い出してくれるリリエンに好意を抱いているようですね。リリエンが作ったタッセルも魔力過剰症を緩和させる効果がありそうですが、 ヘメンリンナ大侯伯が勝手につけたタッセルがリリエンの作った物だということを知っていたのでしょうか?
リリエンは魔道トンネルを壊すお願いをしますが、ダミアンはあっという間に壊してしまいそうですね。笑
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