ピッコマで公開されている「リリエンの処世術」のネタバレと感想になります。
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「リリエンの処世術」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【7話】ネタバレ
※韓国版を読んだものを簡単にまとめました。
婚約者ダミアン
臣下のアイバン・アイザックはリリエンの婚約者ダミアン・バミエラ・エルンスト・ルッフェンバインに苦言を呈していた。
ダミアンはまだ8歳のマテオ皇太子に食事をしないなら皇帝のところに連れて行くと脅したのだ。
もちろんダミアンは本気で言ったわけではないが、皇帝に父を殺されているマテオ皇太子に言っていい言葉ではない。
しかし、僕にマテオ皇太子の面倒を見ろと言ったお前のミスだと悪びれない様子のダミアン。いちいちマテオ皇太子のことを報告しないように告げた。
マテオ皇太子の話が終わると、修繕が終わったベルトと婚姻証書を渡すアイバン。
ベルトにはリリエンがヘメンリンナ大侯伯にあげたであろうタッセルがつけられていた。それにダミアンが気付くと、ヘメンリンナ大侯伯が結んでおくようにと言っていたとアイバンは説明をした。
また、婚姻証書について。帝国では婚姻証書を提出してから3年以内であれば結婚を破棄でき、この法を利用して戦争中に同盟を裏切ることが横行していた。これを防ぐ方法は実際の婚姻より3年前に予め婚姻証書を交わしておくことだけであるが、利便性を重視する帝国の貴族たちがほとんど行うことはない。
そんな中、わざわざ3年前に婚姻証書を出すのは、深く愛し合っている場合か、強力な同盟を目的とした政略結婚の場合の二択である。
非公式ですがこれで結婚したということですねとお祝いの言葉を述べるアイバン。しかし、ダミアンは興味がないのか、少し見ただけで婚姻証書を投げ捨ててしまう。
すると、出陣の準備をするように言うダミアン。まだ命令書が届いていないのだが、皇帝がマテオ皇太子に手を出すには自分が邪魔だからそうなるだろうと考えたのだ。
しかし、正式な皇太子であるマテオをすぐに殺すことはないだろうと話すダミアン。皇帝クロードは自分に有利になる戦局になるまで待って、時が来ればマテオ皇太子自身の手で継承権を破棄する覚書に署名させると。
まるで確信しているかのように話すダミアン。自分だったらそうすると冷たく言い放つのであった。
礼儀作法の先生
一方、リリエンはラニスター前侯爵夫人から礼儀作法を学んでいた。
これなら予定通りに「スズランソロリティ」に参加できそうだと太鼓判を押すラニスター夫人。社交界において、いいソロリティに所属するのはとても大事なことなのだと言う。
過去のことを思い出しリリエンが不安に思っていると、今のあなたなら恥をかくことはないと安心させてくれるのであった。
ヘメンリンナ大侯伯の贈り物
リリエンが兄セドリックと話をしていると、使用人がヘメンリンナ大侯伯からリリエンへの贈り物を持って来た。
それに目を光らせるセドリック。リリエンがタッセルをヘメンリンナ大侯伯に贈ってから、どうやら妙な競争意識が芽生えたようだ。
箱を開けてみると、そこには皇后のコレクションの貴重なネックレスが入っていた。
自分には恐れ多いと困るリリエン。一方、セドリックはリリエンのため、これに優る物を探そうとしているようであった。
【7話】感想
6話でも台詞の中でだけ登場した「皇后」。皇后と呼ばれると現皇帝クロードの妻のように聞こえますが、ヘメンリンナ大侯伯の亡くなった娘であり、三兄弟の母のことを指しています。
ダミアンが初めて登場しましたが、なんだか憎めない感じのイケメンですね。今はマテオ皇太子の面倒を見ているようです。ところで、いちおうリリエンとダミアンは結婚したということになったようですが、12歳のリリエンに対して彼はいったい何歳なんでしょう。2人が対面するのはまだ先のことになりそうな予感がします。
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