ピッコマで公開されている「私の夫が可愛すぎて困る」のネタバレと感想になります。
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「私の夫が可愛すぎて困る」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【16話】ネタバレ
許されない態度
最近になりイエリーとローレン伯爵夫人の心理戦はますます過熱していた。
ローレン伯爵夫人は短剣や鎧などの騎士団の備品を頼まれた量よりも少なく発注し、イエリーに指摘されていた。
意図的に騎士団にかける予算を減らそうとしており、公爵家の蛮族や魔獣を討伐するという重要な仕事を軽視しているようである。
そのことをイエリーに問い詰められると、どうせザカリー様が冬の魔法で何とかするではありませんか!と言うのだ。
騎士団にお金をかけなくてもザカリーの力があれば問題ないという主張である。
その発言に表情が険しくなるイエリー。幼いころに彼が化け物扱いされていたにもかかわらず、都合よく冬の魔法に頼ろうという態度が許せないのだ。
イエリーの気迫に押され、私はそんなつもりじゃ…!と言い訳しようとするローレン伯爵夫人。
その時、部屋には突然ザカリーが入ってくるのだった。
予定よりも早い帰還
突然イエリーの前に現れたザカリー。
予定では帰ってくるのはまだまだ先のはずだが、イエリーに会いたくて全て早く終わらせてきたのだとか。
他の騎士はまだ後ろを追ってきているところだと。どうやらザカリーは急いで一足早く公爵城に着いたようだ。
それからヘッセンバイツ公爵に挨拶したのかイエリーは気にするが、まだであるとザカリーは答える。
礼儀としては一番にヘッセンバイツ公爵に挨拶するべきだが、イエリーに会いたくて先に来てしまったのだ。
イエリーと顔を合わせて嬉しいザカリーだが、それと同時に少し悲しくもあった。
自分たちの好きの度合いは違うのだと。イエリーの優しさは異性に対するものではない。そう思うたびにザカリーの胸は苦しかった。
それでも彼女は人生における唯一の光だとザカリーは思っているのだった。
嘘は通じない
ザカリー様!本当に素敵になられて…!と早速ご機嫌を取ろうとするローレン伯爵夫人。
さっきのイエリーへの態度とはまるで違う。
そしてローレン伯爵夫人は嘘をついてイエリーのことを陥れようとしてきた。
ザカリー様のためにヘッセンバイツ夫人に助言したのですが、何か勘違いされたようで私を侮辱したんです!と。
私は彼女の力になろうとしただけなのに…と言いながら、嘘泣きまで始めるではないか。
しかしそんな嘘はザカリーに通用するはずがない。イエリーは理由もなしに腹を立てる人ではないからだ。
そして彼はさっきのローレン伯爵夫人の言葉を聞いていた。冬の魔法があればどんな問題でも解決できると。
そのことを問い詰めると、ローレン伯爵夫人はたじろいで後ずさりをする。
この先は今日のような無礼は許されません!とザカリーが強く言うと、ローレン伯爵夫人は逆上してきた。私はあなたの伯母ですよ!?と。
しかしザカリーはそんな彼女を睨みつけ、身分をわきまえるようにとさっきよりも厳しく忠告する。
ザカリーの凄まじい威圧感に押されてローレン伯爵夫人は呼吸が苦しくなり、ガタガタと震えたまま怖気づいて逃げるように退室するのだった。
【16話】感想
ここ数話でずっとローレン伯爵夫人が腹立ちますね。ザカリーに対してご機嫌取り丸出しで話しかけましたが、彼には嘘など通じず。
彼がビシッと厳しく忠告する場面はスカッとしました。
そしてザカリーはイエリーといて少し悲しくなることがあるのだとか。その優しさが異性に向けられるものではないと感じて胸が苦しくなっているようです。
つまりザカリーは男として好かれたいということなのでしょう。そうなると今は友達的な信頼関係ということでしょうか…?
2人の関係がこれからどうなっていくのか楽しみです。
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