ピッコマで公開されている「あの悪女には暴君が必要だ」のネタバレと感想になります。
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「あの悪女には暴君が必要だ」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【13話】ネタバレ
メリベルを連れ込んだ理由
皇帝エセレドに肩を刺されて倒れていたキルのもとには、テオバルトがやって来た。
情けない姿だな…と言いながら、テオバルトはキルのことを抱えて場所を移動する。
キルの手当てを終えてから、2人は少し話をすることに。
エセレドがメリベルを連れ込んだ理由が分かるかもしれないとキルは話す。それを伝えたくてテオバルトを呼んだのだ。
テオバルトは皇太子の居場所を突き止めることできずに手をこまねいていたが、もしかしたらメリベルが皇太子探しの道具になるのではとキルは想像していた。
だからエセレドがメリベルのことを連れ込んだのではとキルは考えているのだった。
皇太子を見つけるため
フェオフィル帝国が静けさを取り戻したのはわずか二カ月前のこと。それまでは街中が血だらけであった。
エセレド・フェオフィルが5人の兄弟を殺して皇帝の座に上り詰めたことで事態は落ち着いたのである。それがエセレドが暴君と呼ばれる理由だ。
しかし死んだとされている長男バルドウィン・フェオフィルは実は生きていて姿をくらました状態なのだ。
彼は皇太子であり、本来皇帝になるはずだった男。
隠れた所で力をつけて反逆を企んでいる可能性もあり、テオバルトはバルドウィンを見つけ出そうとしているのである。
そしてキルの推測では、メリベルがバルドウィンを見つけるための手掛かりになるのではという。
バルドウィンの手先かもしれないしそうではないかもしれない。ただ何かしら情報を持っているのではないかとキルは考えているのだ。
宮廷の中を案内
今回のことでメリベルの教育係を外れたいとも思ったキルだが、彼の望み通りにはいかず。
エセレドはキルのことを宮内部長から宰相へと昇進させ、そしてその日からメリベルの教育を任せることに。
予想外のことにキルは少し気が重そうである。
それから早速キルはメリベルに宮廷での生活のことを説明し、そして宮廷の中を案内するということで2人で散歩をすることに。
キルは彼女のことをエデンベル令嬢と呼んでいたが、彼女はメリベルと呼んで欲しいと要求する。エデンベル令嬢と呼ばれているのは従妹のほうだからと。
そして散歩しながらキルは宮廷について説明する。宮廷は大きく分けて本宮と別宮があり、居住を目的としたのが別宮で業務を目的としたのが本宮であると。
しかし皇帝と皇后は本宮に住み、そしてカレンデ宮に別宮だとも。
それからキルはメリベルがどれだけ鋭いか試してみようと思い、騎士たちの演舞場だという建物に案内する。
中に入ったメリベルは少し違和感を感じた。騎士たちの演舞場にしては武器が高価なものばかりだからだ。
そしてメリベルはその場にある武器を手に取ってキルのほうに刃先を向け、ちょっと正直になられてはいかがかしら?と問いかける。
剣を向けられたキルは少し動揺しているのだった。
【13話】感想
やっぱりキルはメリベルのことを怪しんでいるようですね。バルドウィンの手先かどうかなど確信はなくとも、とりあえず重要な情報を持っていそうであると。
メリベルはそのうちテオバルトやキルから危害を加えられそうな気がしなくもないです。
そしてキルは彼女の教育係を任命され、早速宮廷の中を案内することに。メリベルがどれだけ鋭いか試そうとしているようですが、一体何を仕掛けているのでしょうか。
騎士たちの演舞場というのが嘘なのですかね?続きが気になります。
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