ピッコマで公開されている「あの悪女には暴君が必要だ」のネタバレと感想になります。
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「あの悪女には暴君が必要だ」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【8話】ネタバレ
ペッパーと皇宮へ
メリベルは幼いころからお世話をしてくれていた使用人ペッパーを呼び戻し、2人でエデンベル公爵邸を出て行くことに。
久しぶりの再会にペッパーは涙を流して喜んでいる。彼女は自ら辞めたことにされていたが、実際はロレンツから追い出されていたのだ。
彼女たちがエデンベル公爵邸を出て向かったのは皇宮。
皇帝エセレドからの求婚状が届き、メリベルは皇后の座につくことになるのだ。
しかしメリベルは本当の意味で皇后になるわけではないと考えていた。皇帝エセレドが自分を皇宮に呼んだのは、閉じ込めておくのに都合が良いからだと。
たとえそうだとしても今はそんなことどうでもよい。とりあえず忌まわしいエデンベル公爵邸と出て行けるだけで十分なのだ。
ここにはもう二度と戻らない!と彼女は心の中で誓っているのだった。
皇宮に到着
メリベルとペッパーは皇宮に到着し、彼女のために与えられたカレンデ宮に入った。
皇帝が愛人のためにだけ与えるとされている宮殿だけあって、とても美しい場所である。
建物の綺麗さに目を輝かせているペッパーだが、一方でメリベルは少し不安もあった。
復讐が終わった後もずっとエセレドと一緒にここで暮らすのだろうかと考えていたのだ。
そんなメリベルの浮かない表情を見て、気分転換に散歩でもしてみてはどうかとペッパーは提案する。
メリベルはペッパーの提案通り、少し散歩をしに外へ出るのだった。
そのころ皇帝エセレドは
皇宮の中では皇帝エセレドが剣を血で染めていた。
陛下…どうかご慈悲を…と瀕死の状態で這いつくばる男。そんな男をエセレドは躊躇なくドスッと剣で突き刺して殺した。
エセレドに対して無礼でも働いたのだろうか。
そしてすぐそばにはテオバルトがいて、彼にはどうしてもエセレドに答えて欲しい質問があるようだ。
それはなぜメリベルという女を生かしておいたのかということ。何か特別な理由でもあるのですかと。
そんなテオバルトの質問に答えることなく、エセレドはその場を立ち去ろうとする。
するとちょうどそこに散歩していたメリベルが偶然やって来て、さっきエセレドが殺した男の死体を目撃してしまう。
あまりにも惨い光景に、メリベルはゾッとした表情を浮かべるのだった。
【8話】感想
あっさりとエデンベル公爵邸を出て行くことになりましたね。やはり皇帝から呼ばれているとなったら誰も引き留めることは出来ないのでしょう。
ロレンツから追い出されたペッパーも無事帰って来て、メリベルと再会を喜び合っているところは微笑ましいです。
それからエセレドが殺していた男は何者なのでしょうか。特に意味のない描写なのか、ちょっと気になるところです。
そしてそんな状況に遭遇してしまったメリベル。続きが気になりますね。
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