ピッコマで公開されている「暴君を癒す魔女になりました」のネタバレと感想になります。
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「暴君を癒す魔女になりました」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【15話】ネタバレ
魔女嫌いなロエン
城へ向かう途中休憩で、アメリは騎士のロエンに話しかけられた。
全ての騎士がお前を認めていると思うなよと言って敵意をむき出しにするロエン。どうやら魔女のことを酷く嫌っているようだ。
アメリを脅迫するような言葉を残して彼は立ち去って行ってしまう。
一人残されたアメリは突然のことに戸惑っていたが、ちょうどそこにチャドがやって来た。アメリが小鳥だったときに魔女を探していた騎士だ。
彼はそのときセルウィンから花瓶を投げつけられて額を怪我し、今でも包帯が巻かれている。
あのときの怪我って結構ひどかったのね…とアメリはゾッとした。
それからチャドはアメリ宛てにルネから預かっていた荷物を渡してくれた。後発隊にいた彼が預かってくれていたのだ。
ルネが私のために…とアメリは感動するのだった。
友好的なチャド
チャドは魔女に対して友好的なわけだが、彼には地元の幼馴染に魔女の女の子がいたという。その幼馴染はかなり昔に人里離れたところへ行ってしまい、今はどこにいるか分からないとも。
また城下では魔女に反感を持っている人が多いようで、陰口を叩いたり幼稚な嫌がらせをされる例もあるらしい。
その話を聞いて、ロエン卿もその中のお一人なんですね…と言いながらアメリはうつむく。
ロエンがアメリに無礼な態度をとったことを知り、チャドは代わりに謝罪してくれた。そして今度ロエンが何かしてきたらバシッと吹き飛ばしてやってくださいとチャドは言うのだった。
またアメリは魔女のおばあさんが作った塗り薬と飲み薬をチャドに渡した。
チャドはそれを有難く受け取り、使ってみるとみるみるうちに額の傷が治るのだった。
セルウィンの耳に入り
騎士団長エダンのもとにチャドがやって来て、さっきまで包帯を巻いていた額の傷が完治しているのを見せる。
エダンも周りの騎士たちも皆驚いているようだ。
アメリから貰った魔法薬のおかげであると話すと、皆感心している様子である。
そんなところに険しい表情でやって来たロエン。
後で何か起きないですか?本当に問題ないんですか?と彼は疑いの目で見ている。魔女が嫌いなロエンは、魔女が持ってきた薬など信じるわけがない。
そんなロエンの首を、突然現れた黒いオーラが締め上げた。それはセルウィンのオーラだ。
ロエンの発言を聞いていたセルウィンは、彼のアメリに対する無礼を見過ごさなかったのだ。
首を締めあげられて苦しむロエンだが、二度とないよう指導いたしますので…と騎士団長のエダンが間に入り、何とかロエンは命拾いするのだった。
アメリから漂う香り
それからセルウィンはアメリの乗っている馬車へ近づくが、途中で立ち止まった。
アメリから漂う香りを感じたからだ。
それはすごく心地よいもの。温かい暖炉の前で柔らかい毛布に包まれているような気分になれるのである。
だがそれがセルウィンにとっては逆に良くないことも。あまりの心地よさに頭も身体も緩んで眼を閉じてしまいたくなるのだ。
そのためアメリの馬車にそれ以上近づかずに立ち止まっているのだが、陛下から歩み寄ってはいかがですか?とエダンが話しかけてくる。小鳥の時と同じようにと。
そんなエダンの言葉に、そうか…小鳥か…とセルウィンは呟くのだった。
【15話】感想
ロエンは魔女であるアメリのことを随分と嫌っているみたいです。何がそんなに嫌なのでしょうか。
何をされたわけではなくても、生まれ育ったときから魔女は恨むべきものとして生きてきたのですかね。
アメリに無礼を働かないようセルウィンに脅されたので、今後大人しくなってくれればいいですが。また何かアメリに突っかかってきそうな気もしてしまいます。
アメリには魔女に反感を持つ者たちに負けないで欲しいですね。
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