ピッコマで公開されている「暴君な兄が3人います」のネタバレと感想になります。
「あらすじ」や「漫画や小説の先読み方法」や「みんなの感想・レビュー」はこちら!
←前回 | 今回 | 次回→ |
第40話 | 第41話 | 第42話 |
「暴君な兄が3人います」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【41話】ネタバレ
※韓国版を読んだものを簡単にまとめました。
渡せないプレゼント
クロエの誕生パーティーの日。
ナイジェル家の子供たちも皇宮を訪れ、そこには当然テオの姿もあった。
クロエの意向でテオが彼女の部屋に呼ばれ、2人は早速顔を合わせる。
パーティーの主役であるクロエは綺麗にドレスを着飾っているが、そんな彼女の姿を見て、何となく気安く近づいてはダメだとテオは感じてしまった。
テオに会えてクロエは嬉しそうだが、彼は少し距離をとったまま会話を交わす。
そしてテオがふと見ると、クロエは高価なブローチをつけている。それはランセルから貰ったもの。
人魚の涙という宝石で作ったのだと彼女が説明すると、テオは驚いた。王族でさえ簡単に手に入れることは出来ない宝石だということを彼も知っていたのだ。
よく似合うね…!と言いながら、テオは胸ポケットに何かをしまった。実は彼も誕生日プレゼントとしてクロエにブローチを渡そうとしていたのだが、そんな高価なブローチを目の前にして、とても渡せるわけがないと思ったのだ。
クロエの不安
とてもプレゼントを渡せなかったテオ。
それでも彼はクロエのことを幸せにしてあげたいと思いながら、12歳の誕生日おめでとう!と笑顔で言う。
クロエはテオに祝ってもらって嬉しそうだが、彼女のほうも心に引っ掛かりがあった。
今日のパーティーでテオにたくさん友達ができるだろう。そしたら自分との距離が遠くなってしまうのではないか。
そう考えると、クロエは少し憂鬱になった。
でも自分がテオの最初の友達なのは変わらないから…と前向きに考えようとすると、ちょうど入場の時間に。
兄たちは用事があって参加できず、一人で迎える誕生パーティーは緊張するが、必ずやり遂げる!という強い気持ちでクロエは入場するのだった。
いよいよ入場へ
クロエが入場すると、会場にいる者たちはいっせいに彼女のほうに視線を集める。
対外的にはこれまで隠された皇女だったわけであり、何か問題があるのではと世間では思われていたようだが、そういうわけではなかったみたいだとヒソヒソ話が聞こえてくる。
クロエの元には貴族たちが挨拶にくるが、先日白馬をプレゼントしてくれたコハリ公爵夫妻も彼女のもとにやって来て少し会話を交わす。
第一印象だけで人を判断することは出来ないが、クロエにとってコハリ公爵夫妻は良い印象だ。
ランセルの姿も
それからふと目をやると、ランセルの姿もあった。滅多にパーティーには出席しない彼も参加してくれたようだ。
そんなこともあってかランセルの注目度は高く、皆彼のことをヒソヒソと噂話している。
あんな若いのに大商会の長なんて…。運が良いだけだろう!どうせ全部譲り受けただけでしょ?
そんな陰口も聞こえてきて、ランセルは少し悲しそうにうつむいた。
またその様子を見ていたクロエもランセルが気の毒で心が痛くなった。周りから嫉妬されてこんな嫌な思いをするなんて…と。
そう思い少し暗い気持ちになっていると、楽しそうにしているナイジェル家の子たちの姿が目に入る。
そこにはテオもいて、目が合ったクロエはニコッと微笑みかけた。
そしてパーティーに参加して楽しんでくれる人たちのためにと、クロエは最後まで何とかやり切るのだった。
良からぬ報告
無事パーティーを終えて、疲れ果てているクロエ。
壁にもたれかかって一息ついていると、彼女のもとにコリンがやって来た。
私について来ていただけますか?と話しかけてくるコリン。
しかしなぜだかその表情は暗い。
皇女様…、皇帝陛下がお戻りになられました…。
そのように報告してくるコリンの表情は、何か悪いことを想像させるのだった。
【41話】感想
せっかくクロエのために持って来たプレゼントを渡せなかったテオが可哀想でした…。高価じゃなくてもテオに貰ったらクロエは絶対喜ぶのに!と思ってしまいますね。
それに少し近寄りがたい雰囲気も感じたようで、2人の距離が少し遠くなってしまうのではと心配です。
またランセルのパーティーに参加してくれましたが、ちょっと周囲から陰口を言われていました。
彼が普段パーティーに顔を出したがらない理由はこれなのですかね?ビシッと反論してほしいところですが、ランセルは心優しくて事を荒立てることはしなそうです。彼も可哀想になってしまいます…。
そして最後に暗い顔でコリンが報告に。皇帝が帰ってきたなど良い知らせのはずですが…。何か嫌な予感がしてしまいます。
←前回 | 今回 | 次回→ |
第40話 | 第41話 | 第42話 |