ピッコマで公開されている「暴君な兄が3人います」のネタバレと感想になります。
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「暴君な兄が3人います」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【40話】ネタバレ
※韓国版を読んだものを簡単にまとめました。
休戦の理由
約3年にわたるベロック帝国とナフタル王国の戦争が終わった。
正確には休戦であり、長期的にはベロック帝国が勝つ戦争と見られていたため、皇帝ヘロン・アスカニアが休戦に同意したことに多くの者が驚いた。
先に仕掛けたのはナフタル王国であったため、ベロック帝国はそれを口実に徹底的にナフタル王国を叩き潰すことも出来たわけであり、皇帝もそれを躊躇するような性格ではないからだ。
しかしそんな皇帝が戦争に終止符を打った理由、それは娘であるクロエに会うためなのであった。
パーティーに備えて
皇帝ヘロンが帰還したら一週間ほど記念パーティーが開かれることになる。
また同時にクロエの12歳の誕生日パーティーも迫っており、彼女はリンダと共にドレスを試着し準備していた。
そこにクロエに会いにやって来た者が。オラフ商会の商会長であるランセル・オラフだ。
なんとランセルがクロエに渡したい商品があるとのことで訪ねてきたのだとか。
早速クロエはランセルを部屋へ迎え入れるのだった。
ランセルからのプレゼント
ランセルはいくつか持って来た商品を机に並べ、クロエに見せてくれる。
まず見せてくれたのは人魚の涙を加工して作ったブローチ。それは並大抵の財力では手に入らないほど貴重なものだ。
他にも貴重な品々の数々であり、値段を気にするクロエだが、なんとランセルはそれらを全てプレゼントしてくれるのだと。
クロエからしたらお金も払わずにそんな高価なものを受け取れないと断るが、誕生日プレゼントだと思って気軽に受け取って欲しいとランセルは言う。
彼がそこまでしてプレゼントしたい理由は、感謝の気持ちを伝えたいからだという。
先日馬車の事故で立ち往生した時、助けてくれたのはランセルのほうだったはず。そう思い戸惑うクロエだが、実はランセルのほうが感謝したいことがあったようだ。
馬車の中での会話した時、その若さで大きな商団を率いているのが凄いとクロエはランセルのことを褒めたのだ。
そのように褒められたのは彼にとって初めてであり、ものすごく嬉しかったようである。
だから受け取って欲しいと彼が言うと、クロエは一つだけ選んで笑顔でプレゼントを受け取るのだった。
クロエの建てたい学校
ランセルが帰った後、クロエが窓の外を見ると、そこにはコリンに剣術指導を受けるジーンの姿があった。
ジーンが正式に騎士として実力を認められたなら、彼女への差別や偏見も少しは減るだろう。
そのように前向きに考えながらも、それでも根本的な解決にはなってないとクロエは思った。
きっと他にもジーンのように剣術学校に行きたくても行けない平民がいて、身分によって剣術を学べないというのはおかしなことである。
だから身分関係なく通える剣術学校を建てたいのだ。
そのためには助けてくれる人たちが必要であり、今度のパーティーがその始まりだとクロエは思っているのだった。
誕生パーティーの日
クロエの誕生パーティーの日。
皇宮にはワイワイと楽しそうにしている子供たちの姿があった。
コリンの弟であるナイジェル侯爵家の子たちが訪れているのだ。
その中にはもちろんテオの姿もあるのだった。
【40話】感想
娘に会いたいという理由で皇帝は戦争を休戦し、皇宮に戻って来るのだとか。そう考えたらクロエの影響力大きすぎですね…。とにかく事態が良い方向に転んで良かったです。
また突然ランセルがクロエのもとを訪ねて来て、そして高価なプレゼントをくれました。どうやら彼はクロエに感謝していたようです。
ランセルはとても人が良さそうなので、クロエとも仲良くなれそうな気がします。
それからクロエの誕生パーティーということで、ナイジェル家の子たちも皇宮へやってきました。クロエとテオが再会はあるでしょうか。楽しみです。
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