ピッコマで公開されている「しがみついても無駄です」のネタバレと感想になります。
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「しがみついても無駄です」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【55話】ネタバレ
※韓国版を読んだものを簡単にまとめました。
味方のエルカル
皇后が次期皇帝に第五皇子ラカンを推しているということを、カイラはエルカルに説明した。
意外なことでもないようで、特にエルカルは驚きもしていない。
エルカルはフェイロン側の味方でもあり、ラカンの動向を監視すると言ってくれるのだった。
計画失敗に備えて
同じころ、皇后の兵舎にはラカンが訪れていた。
ラカンは、計画が失敗に終わる場合を想定したほうがよいと皇后に話す。
特にキャラマン大公がフェイロンとカイラ側につくとなった場合、計画の成功が保証できないからと。
そのために失敗に備えて、偽の犯人を仕立てあげようと言うのだ。
適当な者がいるのかと皇后が問うと、ラカンは少しニヤッとして、ボソッと誰かの名前を口にした。
あの者ですか!?と皇后は少し驚いている。
判断は皇后陛下にお任せしますと言い残し、ラカンは自らの兵舎に戻って行った。
一方一人部屋に残っている皇后は、ニヤッと不気味に笑っている。
犯人か…。全ての悲劇には加害者が必要だものね。
皇后はそのようなことを思いながら、不敵な笑みを浮かべているのだった。
出発のとき
いよいよ狩猟場へ出発する時。
ミリアとラビエンに見送られてカイラは兵舎を出た。
それからキャラマン大公もちょうど出発するところだったようで、ばったりと遭遇する。
ユスティナの森は何が起こるか分からない危険な場所だから気をつけるようにと忠告してくるキャラマン大公。
そして、これを持っているようにと言って、赤く光る宝石がついたリングを渡してくれた。危機のとき役立つだろうと。
それが何なのかカイラには分からなかったが、狩りが終わったら返そうと思い、素直に受け取るのだった。
またオースティン子爵とも少し会話を交わし、そしてカイラは馬にまたがる。
いよいよだと緊張していると、そこにフェイロンがやって来るのだった。
女神の加護
出発前、カイラのもとにフェイロンがやってきた。
周りでは女神の加護ということで恋人たちがお互いにキスを交わしており、フェイロンも同様に求めてくる。
女神の加護であれば、この前カイラがフェイロンのおでこにキスをしてあげたはずだが、今度は逆にフェイロンがカイラの武運を祈りたいのだと。
カイラは彼に身を任せて、2人はキスをした。
そんなところにやってきたエルカル。公にはここにいることにはなっていないため、エルカルはフードを深々とかぶっている。
彼は連日の魔物との戦いでまだ魔力が回復していない状況ではあるが、フェイロンの意向でカイラの護衛魔法使いを任されたのだ。
そして出発準備が整った参加者たちの前に、皇后が現れた。
皇后は主催者として皆の前で狩猟大会開幕の言葉を述べ、そして不気味な笑みを浮かべているのだった。
【55話】感想
ラカンは計画失敗に備えて誰かを犯人に仕立てあげようとしているようです。
名前は明かされませんでしたが、罪を擦り付けられてしまう可哀想な人物は誰なのですかね。
そしていよいよ狩猟大会が始まります。
果たして皇后とラカンの悪だくみとはいったい何なのか、フェイロンとカイラには負けずに戦ってほしいですね。
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