ピッコマで公開されている「乙女ゲームの最強キャラたちが私に執着する」のネタバレと感想になります。
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「乙女ゲームの最強キャラたちが私に執着する」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【11話】ネタバレ
アイデア不足
ヒーカンと暮らし始めてから半年が経過し、相変わらずダリアは彼への愛情攻撃を続けていた。
まだ怖さはあるものの、書斎での出来事があってから以前ほど敵意を向けられることは無くなった。
しかし最近新たな心配事が。これ以上愛情攻撃のアイデアが浮かばないのである。
純粋無垢な妹を演じなければいけないが、色々なことをやってきてもう発想が限界を迎えていた。
それからブルーポート公爵に相談すると、有益な助言を得られることに。
ヒーカンが正式なペステローズ公爵になるには、他の超越者からの承認が必要なのだと言う。正常な思考をしていると証明してくれる承認がないと、公爵の座にはつけないのである。
そしてなんとブルーポート公爵はその場で書類にサインしてくれたのだ。
私のことをここまで考えてくれるんだ…と思い、ダリアは感動してウルっと涙を浮かべるのだった。
書類を渡しに
ブルーポート公爵から貰った書類を手に、ダリアはヒーカンの執務室へ向かった。
怪しいと思われたらどうしようと少し不安に感じながらも、彼にその書類を見せる。友達のブルーポート公爵に書いてもらったのだと。
それを見てヒーカンは少し驚いた表情を浮かべたものの、必要ないと言われてしまった。
ちょうど昨日皇帝から承認を貰ったところであり、他の超越者からの承認は不要になったのである。
ダリアが思い返してみると、元のストーリーではヒーカンと皇帝は親しく、皇帝も超越者であるため書類を作ることが出来るのだ。
がっかりしながら引き下がろうとするダリアだが、これは使い道がありそうだと言ってヒーカンはその書類をパッと取ってしまう。
使い道とは何なのか、ダリアには見当もつかなかった。
そしてなぜか不安を感じたダリアは、ヒーカンがいないときにこっそりとその書類を取り戻したが、不思議にも彼はそれが無くなったことに気づいていないようである。
それならどうして欲しがったのだろうかとダリアは疑問に思うのだった。
部屋にやって来たヒーカン
ブルーポート公爵の思いとは裏腹に、ヒーカンはダリアに対して無関心なまま。
しかし危害を加えられることなどはなく、彼への恐れは少しずつなくなっていった。
そんなある日、ヒーカンは突然ダリアの部屋にやって来て、皇帝陛下から謁見が許可されたと報告してくる。
数日前に出していた謁見申請の許可がついに下りたようだ。
ただヒーカンがわざわざそんなこと言いに来るとは不可解である。私たちこんな話をするほどの仲だっけ?とダリアは戸惑った。
するとヒーカンからまさかの言葉が。
何と皇帝の命令で、ダリアも一緒に来いというのだ。明後日の12時に準備しておくようにと彼は言う。
その言葉にダリアはただただ戸惑うのだった。
【11話】感想
少しずつダリアとヒーカンの距離が縮まっているような気がしますね。まだ心を許してもらうにはほど遠いかもしれませんが。
そして突然やって来た皇帝への謁見の話。突然のことにダリアが戸惑うのも当然でしょう。
一体彼女に何の用事があるのか気になるところです。
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