ピッコマで公開されている「悪女の私がヒロインになります」のネタバレと感想になります。
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「悪女の私がヒロインになります」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【5話】ネタバレ
お互いの条件
ダリアからの一緒に手を組みたいという提案をついに承諾したヨハン。
しかし2つ条件があると言う。
1つ目は、すぐに結婚ではなくまずは婚約からしようということ。ノエルに怪しまれるためだ。
そして2つ目は、結婚したとしても彼が助けるのはダリアだけであるということ。もしダリアの家族に何かあったとしても絶対に助けることはないと。
ダリアはその提案を受け入れた。彼女の父ビーデル伯爵は原作でヨハンを地獄へと突き落とす人物でもあり、ダリアにとって特に家族を気にする必要はない。
彼の条件を受け入れたうえで、ダリアからもいくつか条件があると言う。
1つ目はダリアに嘘をつかないこと。2つ目はダリアを裏切らないこと。
そして3つ目。それは絶対にフローレに同情しないこと。たとえダリアが彼女にどんなことをしようとも止めないようにという条件である。
最初の2つの条件はすんなり受け入れたものの、3つ目のフローレに同情しないという件については、ヨハンはすぐに受け入れることはなかった。
思いやりの深い人物だけあって、躊躇しているようだ。
3つ目の条件だけはもう少し考えてみると言うことで一旦保留になったものの、とりあえず手を組むこと自体は両者合意するのだった。
ノエルへの手紙
数日後ダリアはビーデル伯爵に頼んでノエルに手紙を送った。ヨハンとの結婚についてである。
ノエルの回答は、結婚は認めないというもの。帝国がまだ不安定なため大公であるヨハンの助けが必須だからと。そのため婚約にしてはどうかということも書かれていた。
結局ヨハンが言っていた通り、まずは婚約からということになりそうである。
礼拝のため皇宮へ
そしてその日、ダリアとフローレはビーデル伯爵と一緒に礼拝のために皇宮へ行くことに。今のセルビエン帝国は水の女神スエトンによって守られているのである。
皇宮へ向かう馬車の中、本当に大公と結婚するのかとフローレが聞いてくる。
どうしてそんなことが気になるのとダリアは適当に質問を受け流し、そして逆にフローレと皇帝との関係に触れた。陛下に寵愛されてるって噂になってるわよと。
そして、皇后になれるかもよとダリアが言うと、フローレは嬉しそうに目を輝かせた。
そんな彼女を見て、今のうちに妄想に浸っていなさいと思うダリア。あんたが最高に幸せな瞬間に地獄に落としてやるからと思いながら、彼女は不敵な笑みを浮かべているのだった。
礼拝堂に着くと
馬車は礼拝堂に到着した。神聖力が高い人だけ入れる場所だが、ダリアとフローレは待っているように言われる。神聖力が足りないのだろうか。
ビーデル伯爵だけ礼拝堂に入ると、待っているダリアとフローレの目線の先には有名な人がいた。
アロン・シャルローテ。礼拝堂を守る神聖騎士団の騎士団長であり、ヘレン・シャルローテの兄。戦場で大活躍して有名な人物である。
あの人って小説の中でどうだったっけ?とダリアが考えていると、早くもビーデル伯爵が礼拝堂から戻って来た。
彼は礼拝に参加する貴族たちを連れてきており、フローレとダリアは挨拶をすることに。
そんなことをしていると、ちょうどそこにヨハンが現れる。
ダリアに話しかけようとするヨハンの前に、娘には接触させまいとビーデル伯爵が立ち塞がるが、彼とは軽く挨拶を交わすだけでヨハンはすぐにダリアにほうへ。
ヨハンはダリアに、今2人きりで話がしたいと言うのだった。
【5話】感想
お互いの復讐を達成するために偽装結婚を提案したダリアですが、ヨハンの提案でひとまず婚約からということになりそうです。
お互いの条件を提示し合いましたが、ダリアが求めたフローレに同情しないことという条件についてはヨハンは保留ということに。これだけでもヨハンの人柄が感じられます。きっと道義に反するようなことは嫌いなのでしょうね。
ヨハンの真面目さで、今後ダリアの復讐が阻害されなければいいですが…。どうなるでしょうか。
また礼拝堂でばったりと会ったヨハンは、今から2人きりで話がしたいと言ってきました。一体何の話でしょうか。続きが気になります。
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