ピッコマで公開されている「しがみついても無駄です」のネタバレと感想になります。
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「しがみついても無駄です」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【39話】ネタバレ
※韓国版を読んだものを簡単にまとめました。
本心を明かすエトリーナ
カイラが買おうと思っていた糸を横取りしたのはエトリーナ・インセンだった。
彼女は突然申し訳なさそうな表情を浮かべ、どうせ受け取ってもらえないのに私がいたずらに意地悪をしてしまいました…と反省を口にした。
実はエトリーナはただフェイロンのことが好きだったようだ。
それでビエナの成人式のときにカイラに突っかかったわけであり、カイラのことが嫌いなわけではなかったのである。
申し訳ありませんと謝るエトリーナのことを、カイラはギュッと抱きしめる。好きな人とつながることは大変ですから…と。
ポロポロと泣いているエトリーナは、以前会った時の悪女のような雰囲気ではなく、健気で純粋そうな印象だ。心から自分の無礼を謝っているようである。
彼女の本心を知らなかったカイラもまた、申し訳ない気持ちになるのだった。
それから帰りの馬車の中。
エトリーナは私に話しかけたくてわざと近寄って来たようだねとカイラは言う。謝るためにわざと喧嘩を売ったのだ。
そばで見ていたソレンも同じことを感じていたようである。
謝るために喧嘩を吹っかけるなんて素直になれないねとカイラは微笑むのだった。
インセン伯爵の動向
翌日、エトリーナから手紙が届いた。
その手紙には、侯爵様の武運をお祈りいたしますと書かれている。
狩猟祭に参加する予定のカイラの無事を祈ってくれているようだ。
そして手紙には、エトリーナの作った装飾品が同封されている。赤い糸で作ったものであり、きれい…とカイラは思った。
それに比べてカイラが作ったものは出来が悪いようで、どうやって作ればいいの…と彼女は頭を悩ませている。
そんなことを考えているカイラのもとに、いつも通り第五皇子宮の買収した使用人から報告の文書が届いた。
それは第五皇子宮を出入りしている人物の名簿だが、なんとそこにはインセン伯爵の名前がない。
エトリーナが父インセン伯爵に昨日のことを話してくれたのだろうか。この調子であれば案外うまくいくのかな…?とカイラは思った。
狩猟祭まではあと1週間であり、そろそろグループの名簿を作って提出しなければならない。どちらにしろ皇居で申請があるため、グループをどうするかフェイロンに聞いてみようとカイラは考えた。
早速外出しようと思い部屋を出ると、そこでばったりフェイロンと出くわす。
ちょうど会いに行こうとしたところだが、偶然にも彼から訪ねてきてくれたのであった。
フェイロンの訪問
ちょうどカイラを訪ねてきたフェイロン。
早速カイラは狩猟祭のグループ編成について相談してみると、それはメルビンが得意だということで彼が手伝ってくれることに。
カイラはブアゼルのところに行こうとすると、今ちょうど馬小屋にいるらしい。彼女もそこへ向かってみるとブアゼルは馬の世話をしていた。
その馬はなんとフェイロンから狩猟祭記念に贈られたものだと。カイラには初耳である。
名前がラキという白い馬だ。
会えて嬉しいよ!ラキ!とカイラは声をかける。
それからカイラはフェイロンとメルビンが待つ部屋に戻ろうとすると、ドアの前まで来て2人の会話が聞こえてきた。
オルシエ侯爵様がそんなにお好きですか?と聞くメルビンに、僕にとってこんな人は初めてなんだ…!と答えるフェイロンの声。
その話を聞いてしまい、ドアの前でカイラは顔を真っ赤にして照れているのだった。
【39話】感想
エトリーナは性格の悪い敵キャラかと思っていましたが、意外にも健気で純粋そうな令嬢でした。
インセン伯爵を味方につけたいと考えていた矢先なので、カイラとしては好都合かもしれません。
また偶然訪問して来たフェイロンですが、カイラはドアの外から彼とメルビンの会話を聞いてしまいました。
これでフェイロンのカイラへの気持ちが伝わりますかね。顔が真っ赤になっているようですが部屋に入ったらバレてしまうのでは?笑
この後の展開がどうなるか楽しみです。
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