ピッコマで公開されている「私は男主人公の元カノだった」のネタバレと感想になります。
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「私は男主人公の元カノだった」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【16話】ネタバレ
運命に逆らえるか
今度シュタイン国で開かれる仮面舞踏会に参加するだろ?とエリオットに聞かれたエリカ。
たしかに何日か前に招待状を受け取っているが、出席するかどうかは決められずにいた。
その理由はただ一つ。主催者がシュタイン国だからである。
彼女は参加するかどうかは明言せず、エリオットの質問には答えなかった。
それからエリカは、エリオットが小説の決められた運命に逆らってユリアナのことを好きにならないようにできるだろうかと考えていた。彼が叶わぬ恋に苦しむ姿を見たくないのだ。
実はエリカも小説の決められた運命に逆らおうとしたことがある。レオナルドと会わないようにしたのだ。
しかし結果は小説通りレオナルドと恋に落ちてしまった。
それが小説におけるエリカの役割であり運命だったのである。
ただ小説とは違って彼女はレオにしがみつくことはなく、むしろ彼のことを酷く無視した。それによって決められていた運命がねじれたようである。
自分がそうしたように、ユリアナを好きになるはずのエリオットの運命も帰ることが出来るのではないかとエリカは考えるのだった。
エリオットの好きな人
レオナルドとの別れはエリカから告げたわけだが、その選択はエリカにとっても辛いものであった。
彼女はしばらくの間たくさん泣いたが、その時に何も聞かずに優しく慰めてくれたのがエリオットだった。一緒に泣いてくれた彼の声はエリカにとって忘れられない記憶である。
そのようなこともあり、エリカはエリオットには苦しまないで欲しいと思うようになったのだ。
そしてエリカは、以前エリオットが好きな人がいると言っていたことを思い出した。エリオットがユリアナ以外に好きな女性がいるという設定は小説にはなかったことである。
エリカはその女性とエリオットが結ばれて欲しいと思い、彼の手を握って、勇気を持たせるような励ましの言葉をかける。
彼はエリカに手を握られ、もう照れて顔は真っ赤だ。
しかし、あなたは彼女の話をしたら顔が赤くなるのねとエリカは勘違いしているようである。
エリオットの魅力はえくぼだから好きな人を見て明るく笑ってとアドバイスし、彼は言われた通りエリカの前で笑ってみる。
そんな彼の笑顔にエリカはかわいいと言い、エリオットはまだ顔を赤くして照れているのだった。
ユリアナが侯爵邸に来た理由
エリオットが帰った後、不法取引については聞きそびれたねとエリカは思っていた。途中でユリアナが入って来たからである。
今日聞けなかったことは次回聞こうと思うエリカ。その次回で一番早い日は、シュタイン国で開かれる仮面舞踏会であり、彼女は暫く無言で考えているのだった。
それからエリカは確認したいことがあってメイド長のところへ向かう。
それはなぜユリアナが侯爵邸にやってきたのかということ。
エリカはメイド長と会い、今日入ったユリアナという新しいメイドは誰が推薦書を書いてくれたの?と質問するのだった。
【16話】感想
エリオットが好きな人は間違いなくエリカのはずですが、彼女はだいぶ感が鈍いですね。彼から好かれているとは全く思っていないようです。もどかしい…。
彼と再び会う最短の日は仮面舞踏会ということですが、果たして参加するのでしょうかね。
またユリアナのことについて知るためにメイド長のところへ行きました。彼女が侯爵家に来た理由が何なのか気になるところです。
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