ピッコマで公開されている「ガラスの温室の公爵夫人」のネタバレと感想になります。
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「ガラスの温室の公爵夫人」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【30話】ネタバレ
※韓国版を読んだものを簡単にまとめました。
ブラックジャック商団
ブラックジャック商団。
それはエスバット侯爵家が運営する商団であり、レイナが見た帳簿によると、毎年家門の予算の10%がその商談に支払われていた。
そのことを問い詰めると、先代公爵夫人の締結した契約を履行しただけですとロシアネは言い訳する。
その契約書はどこだと執事長のジェレミーに聞くと、執務室の机の一番上の引き出しに保管しているのだと。
そう説明してくるジェレミーのこともレイナは疑っていた。彼もまた先代公爵夫人側の人間なのかもしれないと。
一旦距離を置いて様子を見ることにするのだった。
執務室へ
契約書が保管してあるという執務室へレイナが早速向かうと、そこはまるで画廊のような場所である。
そして言われた通りそこにあった契約書を見てみると、契約期間が満了する前に解約する場合、10億ゴールドの違約金を支払わなければならないという条件が盛り込まれていた。
とても話にならない条項であり、エドハールもこのことを知っているのかな…?とレイナは疑問に感じた。
それからふと目をやると、何か刻印が刻まれている指輪を見つける。
レイナがまじまじとそれを見てみると、ウンディーネがそこに現われて、それはすごく貴重なものなのだと言ってきた。
詳しいという精霊のシルフィードを呼び出し、話を聞いてみると、古代の契約について話始める。
通常、精霊術師たちは契約を結ぶ過程を経た後に精霊を召喚する。しかしその指輪には契約の過程を経なくても特定の力を使える効力があるのだと。それが古代の契約というらしい。
具体的にどんな力が使えるのかは、その指輪に選択された持ち主しか確認できないのだ。
指輪が誰を選ぶかは分からないが、貴重なものだから持っておくとよいと言い残し、シルフィードは姿を消すのだった。
指輪が選んだのは
指輪が主人を選ぶという話を聞き、それがエルだったらいいのにとレイナは思った。
そして試しにエルの指にはめてみると、急に光り出して取れなくなる。
まさかこの指輪はエルのことを選んだのかなとレイナは思った。
そして、もしそうであればどうかこの子を守ってくださいと願うのだった。
そんなところにエドハールがやって来て、ある物をレイナに渡してくる。
彼が渡してきたのは皇后からの招待状。皇后が開くティーパーティーに誘いの声がかかったのだ。
気が向かないなら断ってもいいとエドハールは言うが、一度くらいなら悪くないでしょうと言ってレイナは参加することにした。
それからエドハールは少し照れながら、まだ屋敷内をちゃんと見ていないんじゃないかと言い、手を差し伸べてくる。
レイナはその手を取り、そして2人はエドハールの執務室へ向かうのだった。
家門の全てはあなたのもの
それからレイナは、先代公爵夫人がブラックジャック商団と交わした契約を知っていますかと問いかけると、エドハールは知らないと言う。
実際に契約書を見て、その理不尽な内容に驚いているエドハール。
どうすれば契約を破棄できるかと2人で考えるが、とりあえず司法部の首長であるメルティオ侯爵に話を聞いてみようとエドハールは言うのだった。
それから自分の部屋に帰ろうとするレイナに、エドハールはこのように声をかけた。
ティーパーティーのために準備する物があればいくらでも買いなさい。ヒスビリアン家の全てがあなたのものだと忘れずに。
そんな彼の優しい言葉に、レイナはニコッと微笑んだ。
そして部屋を出たレイナは笑顔が消え、少し憂鬱そうだ。
皇后が開く貴婦人たちが集まるティーパーティー。前世で私を嘲笑して来た彼女たちを前にして、平気でいられるかしら…。
レイナはそのような不安を感じているのだった。
【30話】感想
ブラックジャック商団とはエスバット侯爵家が運営する商団のようですね。エスバット侯爵家といえばモニカ・エスバット。前世でレイナを虐めた人物です。
エスバット侯爵家は事業でも不正を働いていてろくな家門ではないですね。
また特別な指輪はエルのことを選んだのでしょうかね。結局本当にそうなのかは明言されていませんが。きっと彼のことを守ってくれそうな気がします。
それからレイナは皇后の開くティーパーティーに参加することに。やはり不安を感じているようですが、彼女を見下してくる奴らに負けないで欲しいです。
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