ピッコマで公開されている「ガラスの温室の公爵夫人」のネタバレと感想になります。
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「ガラスの温室の公爵夫人」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【16話】ネタバレ
複雑な心情
レイナとエルのいる温室を訪れたエドハールは、まじまじとエルのほうを見ていた。
そのことに気づいたレイナは、一度名前を読んでみて下さいと言う。最近は名前を呼ぶと理解しているようで目を合わせてくれると。
彼女に促されたエドハールは、エル…と名前を読んでみると、エルはニコッと微笑んだ。その反応にエドハールも嬉しそうである。
2人の様子を見て、レイナは複雑な気持ちになった。もしかして私があなたからエルを奪っているではないかしらと。
そうだとしたらどうすればよいのと彼女は複雑な心情になるのだった。
鉱山の問題
それから外に出て散歩をしながら話す2人。
どうやらレイナがエドハールに譲渡したアルテンベルク北部鉱山が問題になっているらしい。
レイナは知らなかったが、そこには大量に高純度の磨精石が埋蔵されており、その価値は帝国の3年間の予算に匹敵するほどなのだと。
まだ名義上はレイナの所有物となっているが、表面上はエドハールに譲渡したことが知られている。
そのため皇子同士の間で問題が生じたというのだ。
ヒスビリアンは第2皇子を、ヴィノシュトは第1皇子を支持しているという背景があり、今回の鉱山の件で第2皇子が力をつける可能性がある。それを知った第1皇子が暴れているようなのだ。
エドハールが帝都にいると火に油を注ぐような事態になるため、暫くは領地に滞在するという。
さらには第2皇子までヒスビリアンに滞在しているのだと。つまり皇子を迎え入れる準備が必要になるのだった。
皇子を迎え入れる準備
レイナは第2皇子を迎え入れる準備を進めていた。
礼法に従って室内の装飾や、身に着けるドレスなどを選んでいく。
しかし彼女が持っているドレスは落ち着いたものがほとんであり、使用人の助言でドレスを新調することに。
衣装デザイナーのシェルヴォンを呼び、ドレス選びを行う。
どうやら最近帝都ではマーメイドラインのドレスが流行し、皇女もそれを着ているのだと。
レイナはそれを実際に着用してみて、彼女の新しいドレスが出来上がるのだった。
【16話】感想
嬉しそうにエルと接するエドハールと、それを複雑な心情で見ているレイナが印象的でした。
レイナがエドハールからエルを奪っているとは、そんな考え方は思いつきませんでしたね。エドハールはどれほど息子のことを気にかけているのか、いまいち読めないところがあります。
またレイナが譲渡した鉱山により、皇室に問題が発生しているとか。まさかのところに影響が出てしまいましたね。皇室まで出てくると話が大きくなってきそうです。
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