ピッコマで公開されている「ガラスの温室の公爵夫人」のネタバレと感想になります。
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「ガラスの温室の公爵夫人」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【15話】ネタバレ
「精霊の再演」の信憑性
レイナの精霊の力により、バルコニーでの騒動の犯人が葡萄酒を運んだ使用人であることが判明した。
その使用人はまだ邸宅の近くにいたということで、セドリックが迅速に捕まえて収監。ひとまず騒動は解決した。
しかしそれにいちゃもんをつける者が。夫人が見せてくださったものをそのまま信じてもいいのでしょうか?とホルシェ子爵が言い出したのだ。
確かに”精霊の再演”はメルティオ侯爵がよく使う方法として知られているが、本当にその再現が合っているのか疑問に持つ者もいるのだと。
ただメルティオ侯爵の場合は神の力を借りて疑惑は晴らされているとモニカは横から口を挟む。
神の力とは、”真実の誓約”のことだ。それは死の神サルサの神殿で行われる誓約であり、一生真実だけを話すという誓いだ。これを破るとその瞬間に死ぬことになる。
誓約の対象になる虚偽の範囲は決めることができるが、それでも誓約を結んでしまったら死の恐怖と隣り合わせなのだ。
そしてメルティオ侯爵はその死を恐れず、自らの”精霊の再演”の正しさを証明したのである。
この話を持ち出したモニカの意図は、何となく雰囲気に流されてレイナが”真実の誓約”をする方向に持って行くことだったのだろう。
しかしモニカの思い通りになるつもりのないレイナは、皆の前でその疑惑に関して話始めるのだった。
証明が必要か
レイナは、私にあなたたちの疑惑を晴らす必要があるかしら?とモニカに問いかける。
たとえ嘘をついたとしてもレイナを罰することができる者はここにはいない。唯一この場で彼女より地位が高いエドハールが何も言っていない以上、誰もレイナを罰することはできないのだ。
真実を言おうが嘘を言おうが何の問題があるのかしら?
そのように傲慢で堂々とした態度で言うレイナ。しかしそれは高位貴族なら当然のことでもある。
彼女は、誰にも自分自身を証明する必要などないと改めて確信した。
そして、次からは出しゃばらないようにとモニカに命じ、彼女は大人しく従うしかなかった。
とはいえモニカがこれからもずっと大人しくしているはずはないが、それでも昔みたいにやられっぱなしにはならないとレイナは自分に言い聞かせた。
そしてレイナは隣にいるエドハールをチラッと見る。
あなたから伝わるこの違和感は何だろう。ひょっとして…
彼女はエドハールに対してそう思うのだった。
温室で過ごしていると
レイナはエルとウンディーネと共に温室で過ごしていた。
ウンディーネがエルをあやしている間、レイナは考え事があってボーっとしているようである。
それからエルの前には、炎の精霊イフリートや、土の精霊ノームが現れる。どうやら最近レイナは全ての精霊と契約したようである。
精霊たちは皆ウンディーネと一緒に、エルのことを可愛がっている。
それと同時に、誰が一番最初にエルに名前を呼んでもらえるかで精霊たちは喧嘩を始めた。
本当に子供と変わらないわと思いながら、精霊たちを見てレイナは微笑んでいた。
そんな彼女の前に突然現れたエドハール。日差しが強いからと言って帽子を後ろから帽子をかぶせてくる。
そして彼女の前に座るではないか。
そんなエドハールの振る舞いに、本当に何かが違う…とレイナは感じるのだった。
【15話】感想
モニカがいちいち小賢しいことをしてきて面倒ですね。レイナには負けないで欲しいです。
また、真実か嘘か証明する必要がある?とレイナが開き直る場面は痛快でした。いちゃもんつけられても気にせずに過ごすべきですね。
そして温室で過ごすレイナ。さらっと説明されましたが、他の精霊たちとも契約したようです。精霊って複数契約できるんですね!笑
そうなると能力的に色んな事ができるようになったのかもしれません。楽しみです!
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