ピッコマで公開されている「暴君な兄が3人います」のネタバレと感想になります。
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「暴君な兄が3人います」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【25話】ネタバレ
ラエルの授業
図書館を訪れたクロエは、彼女に勉強を教えてくれる先生ラエル・ノウンと初めて顔を合わせた。
お互いに挨拶をすると、早速ラエルは予想外のことを聞いてきた。
今日私たちが授業をしなければならない理由を明確にして私を説得してくださいと。
思いもよらぬ質問にクロエは少し戸惑ったが、彼女は一日でも早く大人になれるように勉強したいのですと答えた。皇族の義務を果たすためには能力が必要だから学びたいと。
するとラエルは、この国では皇室の力は絶対であるにも関わらず貴族の意見を完全に無視することができないという話を始める。
そして地図を取り出し、広大なべロック帝国の領土を指し示して見せ、皇室の力だけではその領土を全て統治することはできないと説明する。
またその一方で、ときには皇族としての権威をふるうことも必要になってくるとも。
ラエルの指導により、試しにやってみることになるクロエ。彼女は戸惑いながらも、皇太子殿下の…言葉に従えないのか…とたどたどしく言ってみる。
ラエルはクロエが皇女として生きていけるよう教えてくれているのだ。通常の学問を学ぶ以外にも、皇女であるクロエには必要なことのようである。
クロエは一人前になるために、全力で頑張ることを誓うのだった。
土地のプレゼント
チェスターは、クロエ宛てに届いた多くの手紙を一つ一つ捌いていた。皆皇女に接触を図っているのである。
そしてその中には皇帝からクロエに届いたものも。
クロエは皇帝から貰った新芽を植えてみたいと伝えていたらしく、その手紙には彼女にレガロの土地を一部プレゼントしようと思うと書かれていた。
ただレガロは首都からちょっと距離があるということで、チェスターは自分の所有しているアルコンの土地をクロエにプレゼントしますと返事を書くのだった。
ガディンの報告
チェスターが皇帝に返事の手紙を書いていると、騎士のガディンが報告にやって来る。
冬にある騎士団入団試験の改定案について、中央政治会から反発があったとのこと。
皇室側は女子も入団試験を受けられるよう改訂したいのだが、皇太子妃のいない状況で皇宮に侍女として女性騎士を入れるのが正しくないと反発されたのである。
それならば皇太子妃の選定も進めようとチェスターは言い出した。
それからコリンの家に養子として入ったテオの話に。養子縁組の時期を調整したことでクロエとの関わりが分からないようにしたとガディンは報告する。
もうそろそろ会わせてあげないとな…とチェスターは言うのだった。
テオに会えるかな
コリンは目的地を内緒にしてクロエを連れ出した。
目的地に向かう馬車の中、チェスター殿下の許可が下りるとは思わなかった…とコリンは思っていた。
クロエを連れて向かう先はナイジェル家。つまりコリンやテオが住んでいるところである。
どこへ行くのですか?と聞くクロエに、皇女様が喜ぶ場所ですよとコリンは誤魔化して答える。
そしてナイジェル家の屋敷につくと、ナイジェル家の執事であるユージン・アランと挨拶を交わす。
初めて会うユージンにもクロエは丁寧に挨拶し、まさか皇女様が敬語を…と彼も戸惑った様子だ。
それから応接室に案内されるクロエ。
ここがコリンの家であるということを認識し、今日テオに会えるのかな?と彼女はワクワクしながら応接室のドアを開けるのだった。
【25話】感想
ラエルはちょっと変わった感じの先生ですが、皇女として生きるために必要なことをクロエに教えてくれそうです。チェスターが選んだ人ならば間違いないでしょう。
そしてナイジェル家を訪れたクロエ。わざわざ行き先を内緒にする必要もない気もしますが、コリンは彼女のことを驚かせたかったのでしょうか。笑
久しぶりのクロエとテオの再会が楽しみです!
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