ピッコマで公開されている「暴君な兄が3人います」のネタバレと感想になります。
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「暴君な兄が3人います」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【24話】ネタバレ
皇女の噂
コリン・ナイジェルはロダスという男に話しかけられていた。
ナイジェル卿!あの噂は本当かな?最近首都で噂になっているじゃないか。アスカニア皇女の容態が思わしくないという話がね。
そのように話しかけるロダスは、この後飲みに行かないかとコリンのことを誘うも、彼は末っ子に剣を教えなければいけないという理由で断ろうとする。
末っ子とは彼の家が養子で引き取ったテオ・ナイジェル。
それならば明日はどうかとロダスはしつこく誘ってくるが、コリンは断固として拒絶した。
最近皇女について聞いて来る者が増えてきており、ロダスもその類である。多くの者が皇女が表に姿を現すのを待っているのだ。
それからコリンはクロエの部屋に向かうのだった。
皇帝からの手紙
コリンはクロエの部屋を訪ねると、彼女は皇帝からの手紙を嬉しそうに読んでいた。容態が悪いという噂はただのデマのようだ。
皇帝からの手紙によると、彼は戦場にいてクロエの11歳の誕生パーティーに出席できなかったから、宮殿に帰ったらまたパーティーを開いてあげようという。
そして彼女の誕生日に描いた家族肖像画には不在だった皇帝の姿が無いため、帰ったらすぐ宮廷画家を呼ぶとも。
クロエは手紙のやり取りが出来るようになり、文字が書けるようになったことを喜んでいた。
コリン曰く、テオもクロエに手紙の返事を書くために文字の練習をしているところなのだと。
続けてコリンは、テオは他に…と言いかけるが、ハッとして喋るのを止める。それはテオ本人が直接クロエに伝えたいと言っていたこと。思わず喋りそうになってしまったのだ。
そして話をそらすようにコリンは、今日お連れしたい場所があります!と言うのだった。
コリンが連れてきた場所は
コリンがクロエを連れてきた場所、それは図書館であった。
どうやらその日クロエの授業を担当する先生として、アカデミーから招待されている者がいるのだと。
もっと勉強できることにクロエは喜びを感じた。彼女は知らないことを知れることが楽しく、特に初めて文字を読んだ時には忘れられないほどの感動を覚えたようだ。
普通の子供は勉強を嫌がるが、まだちゃんと勉強したこともないのにやる前から面白くないと決めつけるのはおかしいことだとクロエは言う。
そんな彼女の言葉を聞いたコリンは何か感じたようで、皇女様は本当に…と少し驚いた様子で言いかけるが、また途中で言うのを止めた。
それからコリンは、今日来てくれる先生のことを少し説明する。その人はアカデミーの中でもすごい教授であり、各分野に精通している優秀な学者なのだと。あくまでもコリンも他から聞いた話のようだ。
そんなことを話していると、図書館の床に寝転がって眠っている人を見かけるのだった。
寝ている男
図書館にいるクロエとコリンの目の前には、床に寝転がって眠っている男が。
あの人が先生じゃないですかね?とクロエは言うが、そんなわけはないとコリンは否定する。皇女との初授業の前に床でいびきをかいて寝るなどあり得ないだろうと。
その先生はラエルという名前だというが、ふとクロエがその寝ている男の持っている本を覗いてみると、本にはラエルという名前が書かれていた。どうやら本当にその人物が先生のようである。
それからコリンは外で待っていますと言って部屋を出ていき、クロエとラエルの2人きりに。
まだ寝ているラエルを見て、疲れているようだからもう少しそのままにしておこうかと思ったクロエだが、彼は突然むくりと起きた。
そして彼はクロエの顔を見るや否や、今不安ですか?瞳の色が緑に変わりましたね!と話しかけてくる。皇女様は人見知りがちょっとひどいようですねとも。
私も人見知りなんですよと言いながら彼は名前を名乗る。
今日から皇女様を教えることになったラエル・ノウンと申します。
彼はそのように淡々と自己紹介をするのだった。
【24話】感想
皇女の容態が悪いというのはただのデマだったようですね。デマだという説明もなく普通に元気なクロエが登場したのでちょっと困惑しましたが。笑
その日はアカデミーからクロエを教えてくれる先生がやって来る日。図書館に向かったクロエたちですが、まさか床で寝ている男が先生だとは…。かなりの変わり者のようです。
ラエルはわりとテンションが低そうな淡々と喋る雰囲気ですが、クロエと親しくなれるでしょうか。続きが気になりますね。
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