ピッコマで公開されている「暴君な兄が3人います」のネタバレと感想になります。
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「暴君な兄が3人います」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【12話】ネタバレ
侍女の公募
フィリップはチェスターに呼び出され、クロエに関して報告をした。
今は朝食を食べていて、皇女様のお気に召すだろうと。それから美容師や仕立屋、靴職人なども手配しているという。
そして重要なのはクロエのために侍女を用意すること。今日から大々的に公募を始めると言うが、怪しい連中が紛れ込んでくるのは間違いない。
呪いにかかる危険を避けるために皇城には女性の立ち入りが禁止されており、皇帝の妻を夢見る者たちは城の周囲で機会をうかがっている。中身は侍女に成りすまして城に忍び込もうと企む者もいたのだ。
そのような者たちがいるため、侍女の採用には慎重にならなければいけないのである。
一週間はかかるとフィリップは言うが、それでは遅すぎるというチェスターの無言の威圧感に、2~3日でやりますとフィリップは約束するのだった。
クロエの護衛
それからチェスターは、クロエの護衛をコリン・ナイジェルに任せることにした。彼は首都までの道中クロエと親しく会話していた騎士だ。
優れた実力を持つ騎士に与えられるパラディンの称号を持っている騎士でもあり、子供の扱いにも慣れているため、うってつけの人物である。
そして第2皇子ゼッドが戻ったらもう少し護衛を増やすとも。その言葉を聞いてガディンはピクッとした。
普段皇子同士は連絡を取らないが皇女のおかげで、やり取りをしているようである。皇女の存在はアスカニアの呪われた血筋を変えてくれるという言い伝え通りだとガディンは思うのだった。
魔塔
チェスターは、魔塔とはまだ連絡が取れないのかとガディンに確認する。
するとまだ所在が確認できていないのだと。というのもエズラの魔塔は移動式であり、位置を特定するのが難しいのだ。
4カ月前にマドラニア公国で確認されて以降は情報が無いのだと。
マドラニア公国はべロック帝国とはかなり遠い場所にある。
見つけ次第皇女の存在を伝えるようにとチェスターは命じるのだった。
呪いの事実
またガディンは、呪いについていつ皇女様にお伝えになるのですか?とチェスターに聞く。
アスカニアの呪いとは、愛する者に殺される運命というものだ。
その事実をクロエに伝えることに対し、チェスターは慎重になっていた。
今はただでさえ不慣れな環境で不安がっている。そんな中で呪いに関する事実を伝えてしまうと、クロエが怖がってしまうと考えていたのだ。
落ち着きを取り戻してから話しても遅くはないと考え、そして暫く呪いについてクロエの耳に入ることが無いようにしろとチェスターは命じた。
ガディンはその命令を受けながらも、早く事実を伝えたほうがよいのでは…と心の中で思っているのだった。
そんな会話をしていると、一人の使用人が大急ぎでチェスターの執務室にやって来て、食堂へお越しいただけますでしょうか!と言ってくる。
かなり切羽詰まっているようだ。
食堂には今クロエがいるはず…と思ったチェスターは、クロエの身に何かあったのか!と声を荒げ、バッと立ち上がるのだった。
【12話】感想
クロエのために侍女を募集するようです。確かに城の中には男の人しかいないということなので、クロエのお世話に困ってしまいますね。クロエが信頼できる人が来ればいいですが。
また新たに魔塔という言葉が出てきました。何か魔法を使うようなキャラクターが出てくるのですかね。
そして切羽詰まった様子でチェスターの元にやって来た使用人。クロエに何かあったのか気になるところです。
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