ピッコマで公開されている「暴君な兄が3人います」のネタバレと感想になります。
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「暴君な兄が3人います」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【11話】ネタバレ
クロエの仕事
クロエはチェスターに抱きかかえられたまま、彼女のために用意された部屋に到着した。
中に入っているとあまりにも豪華な部屋に、彼女は驚く。
しかしチェスター曰く、それは急ごしらえに要した部屋だから、他に快適に暮らせる部屋をすぐに用意するつもりなのだと。
ここでも十分快適なのに…と彼女は思った。
それからチェスターは、ここでは瞳を隠す必要はないと言う。これまで奴隷として生きてきたクロエは、その瞳を煙たがられて前髪で隠して暮らしてきたのだ。
それとクロエにやるべき仕事を与えると彼は言う。
こんなところに住めるのだから当然仕事もしなければならないとクロエは思っていた。
しかしチェスターの言う仕事とは、いっぱい食べること、一生懸命遊ぶこと、しっかり寝ること。それが私からの宿題だと言ってチェスターはクロエの頭を撫でる。
遊びや食事が仕事とはクロエにはまるで理解できないのであった。
友達にも名前を
夜、ベッドで寝ていたクロエは、そうだ!仕事をしないと!と思いガバッと飛び起きた。
しかし周りを見渡すとそこは奴隷商の邸宅ではなく、彼女のために用意された綺麗な部屋。まだ奴隷として暮らしていた時の感覚が抜けていないようだ。
奴隷商のところにいたときは皆生きるのに必死だったから誰かと仲良くすることはなかった。ただ一人”日曜日”を除いて。
”日曜日”は今どうしてるかな?とクロエは彼のことを心配していた。そして今クロエという名前を貰ったことを彼にも教えてあげたいと。
それから”日曜日”にも名前があったらいいなと思い、チェスターに聞いてみようと思った。
そして、君の名前も付けてもらえるか聞いてあげるね!と抱っこしているぬいぐるみに話しかけるのだった。
朝食の時間
クロエはぬいぐるみとお喋りしていたら、いつの間にか朝を迎えた。
彼女の元には執事長のフィリップがやって来て、朝食の準備が出来ていると言う。
やはり食事は豪華なもので、その品数もどんどん増えていることにクロエは気づいていた。
それもそのはずで、料理長は毎日フィリップやチェスターにまでプレッシャーをかけられていたのだ。痩せているクロエがちゃんと太るようにと。
そして食事の間、フィリップがクロエに今日の予定を伝えてくる。食事の後は自由時間でお散歩をしてもよいし、遊びたいオモチャがあればすぐに用意するという。
しかしクロエはオモチャなど欲しがることはなく、フィリップも少し寂しそうだ。
ただここでは知らないことを質問しても叱られないだと理解したクロエは、分からないことは質問します!と笑顔で言うのだった。
それからフィリップはチェスターに呼び出される。
早速フィリップが執務室を訪れると、クロエはどうしてる?とチェスターは聞いて来るのだった。
【11話】感想
遊ぶことや食べることが仕事とは、奴隷だったクロエにはとても理解できないことなのでしょう。でも今まで苦労した分、彼女にはのびのびと幸せに暮らしてほしいです。
多少わがままなくらいのほうが大人たちも喜びそうですし。オモチャはいらないと言われて寂しそうなフィリップが少し可哀想でした。
そしてチェスターはクロエの状況を聞くためフィリップを呼び出しましたが、チェスターへの報告ってなんか怖いですね。ちょっとでもクロエが不便を感じていたら彼に怒られそうです。笑
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