ピッコマで公開されている「暴君な兄が3人います」のネタバレと感想になります。
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「暴君な兄が3人います」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【8話】ネタバレ
初めての贅沢な食事
皇女は初めて口にする贅沢な食事を満足に食べることが出来なかった。それでも温かい食事に心がいっぱいになるのだった。
それから2回目の食事。同年代の子よりも痩せている皇女にはたくさん食べてもらわなければとコリンは考えていた。
またもすぐにお腹いっぱいになった皇女だったが、それでも調理に力を入れた甲斐もあってか、何とか間食できるのだった。
うちの弟は10皿は食べれますよと言い、皇女様ももっとたくさん食べてくれたら嬉しいですと促すコリン。彼には4人の弟と2人の妹がいる。だから子供の扱いに慣れているのだ。
そんなコリンの話を聞いて、男の子か…と思う皇女。そして”日曜日”のことを想い浮かべた。
”日曜日”は本当に後から来ますか?と質問すると、同行しているヒースが他の任務で少し遅れているだけで、必ず後からやって来るとコリンは答える。1カ月かもう少し早いかもしれないと。
コリンは嘘をついたことが無いからと思い、皇女は彼の言葉を信じた。
そして、また”日曜日”と会えるなら安心…と思い、ぬいぐるみをギュッと抱きしめるのだった。
兄はどんな人たちか
食事を食べ終わり、今から出発して今日中には首都につくという。
皇女は彼女のことを待っているという兄たちのことが気になっていた。兄たちは皆チェスターのような人物なのだろうかと。
チェスターは友達の”日曜日”に対して剣を突き付けた人であり、皇女はそれが引っかかっていた。マントをかけてくれたから悪い人ではないのだろうけど…と複雑な気持ちである。
そしてできればチェスターのような人よりもコリンみたいな人ならいいのにとも思っていた。
どんな人たちかは分からないが、皇女は兄たちに早く会ってみたいと思っているのだった。
ピリピリとした雰囲気
再び馬車に乗り首都に向かっている途中、窓からは綺麗な湖が見えてきた。
皇女はそれを見て、目をキラキラと輝かせた。
窓から乗り出す皇女に、あまり乗り出すと危ないから気を付けてくださいとコリンは言う。
遠くには高い建物も見え、もうすぐ首都につくんだと思い皇女の胸はドキドキと高鳴っていた。
彼女にとっては最近起こっている出来事は何もかも不思議なことなのだ。
そんなことを思っていると、ガタンと急に馬車が止まる。
もう着いたのかな?と思い窓から顔を出すと、騎士たちの顔色はさえない様子でピリピリとした雰囲気が漂っているではないか。
よくないことでもあったのかなと皇女が不安な気持ちになると、ピリッとしているその場の中心にいるのはチェスターであった。
まさかとは思うがこんなみすぼらしい馬車で皇女を宮廷入りさせる気か?
チェスターはそのように騎士たちに問い詰めているのだった。
【8話】感想
皇宮で待っている兄たちがどんな人なのか皇女は気にしているようです。
チェスターよりもコリンのような人がいいと思っている皇女ですが、作品のタイトルが「暴君な兄が3人います」なのでね…。間違いなくチェスター寄りの暴君なのでしょう。
とはいえ暴君でもやっぱり皇女には優しくしてくれるのでは?皇女の兄たちの登場が楽しみになってきました。
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