ピッコマで公開されている「暴君な兄が3人います」のネタバレと感想になります。
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「暴君な兄が3人います」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【5話】ネタバレ
瞳の色が変わる少女
皇室は残酷な呪いを断ち切るために皇女が現れるのを待っていた。
そしてこれまで多くの者たちが我こそはアスカニア皇女だと名乗り出たが、その正当性を誰一人証明することは出来なかった。
それは皇族しか持っていない色の変わる瞳を持っていなかったからである。”水曜日”は初めて現れた瞳が変わる少女なのだ。
いきなり自分が皇女だと言われても、彼女にはとても信じられなかった。これまで奴隷として生きてきたからであり、もし本当に皇女なら、なぜ今さら助けに現われたのだろうかとも思った。
すると”日曜日”が彼女の気持ちを代弁するかのように、なぜ今頃になって来たんだ?とチェスターに対して質問する。今まで彼女は奴隷として辛い思いをしてきたんだぞと。
それはとても皇族に対する言葉使いではないが、彼の言うことは全く間違ってなどいない。
しかしチェスターはその質問に答えることなく、皇女を連れて行こうとするのだった。
食い下がる”日曜日”
皇女のことを連れて行こうとするチェスターたち。
すると、それなら自分も連れて行ってと”日曜日”が言うではないか。”水曜日”が行くなら俺も一緒に行くと。そして彼女のことを絶対守ると言う。
それを聞いたチェスターは、彼の首元に剣を突き付けたが、彼は動じなかった。
”日曜日”は、”水曜日”は命の恩人だから彼女の為なら何でもすると改めて言う。だから一緒に連れて行ってくださいと言い、頭を下げた。
その鋭い目つきと皇女に危害を加えることはないだろうという判断から、チェスターは彼の動向を承諾することに。後は騎士のヒースに任せるのだった。
大切な友達ある”日曜日”が剣を突き付けられる光景を目の当たりにし、皇太子は怖くて冷たい人なのだと皇女は感じた。あの怖くて冷たい人が実の兄ってこと…と彼女は少し戸惑うのだった。
立派な馬車では
皇女を連れたチェスターたちの一行は、馬車で皇居へ向かい、そして途中少し休んでいた。
チェスターの元には騎士のガディンが報告にやってくる。
皇女は今馬車で休んでいる最中だが、馬車に乗せるのに苦労したのだと。彼女自分だけこんな立派な馬車に乗ることは出来ないと言って嫌がったようだ。
その言葉に驚くチェスター。馬車は決して立派なものではなく、人目を引かないようむしろ古びたみすぼらしい馬車を使っていたのだ。
そんな控えめな皇女のことを、チェスターは大人しい子だと感じた。
それと同時に、奴隷売買をしていたジョン・ケイルらのことを生かしておく価値のない奴らだと思い、怒りをにじませるのだった。
【5話】感想
無事”日曜日”の少年もついて行くことが許されましたね。最初登場したときから主要キャラオーラ全開だったので、さすがにフェードアウトはないとは思っていました。
皇女と親しくて正義感が強そうで、推したくなる雰囲気が漂ってます!
一方で皇女は皇太子のことを怖くて冷たい人だと感じたようですが、これから信頼関係を築いて行けるでしょうか。今後の展開が楽しみです。
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