ピッコマで公開されている「悪女はマリオネット」のネタバレと感想になります。
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「悪女はマリオネット」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【31話】ネタバレ
※韓国版を読んだものを簡単にまとめました。
皇宮からの使者
闇市場はハインリヒ大公家が仕切っている。ヒリエ夫人と総料理長は一部に過ぎず、他にも彼らと手を組んでいる者が皇宮にいるはず。
考えないといけないことが増え、頭が痛くなる…とカエナはポツリと言うのであった。
その夜。フードをかぶった侍女のアニーは周りを警戒しながら、ある屋敷にやって来ていた。
中で待っていたのはラファエロ。
彼は皇女宮で何かあったら報告するように、彼女に指示をしていたのだった。
今日あったことの一部始終の報告を受けたラファエロは、カエナ皇女がどこから情報を手に入れたのか気になった。
そして、他にはなかったか?とアニーに尋ねると、たいしたことではないがカエナ皇女は最近よく各地方の旅行記を読んでいると答えた。
また、前の世話係であったクローレンス・イェレヴァン夫人ついては、まだ手紙の返信がないと。
そして、昨日の夜、レイジェフ皇子がカエナ皇女の寝室に来たのだと話す。彼はまだ謹慎中だったが、寝室にある秘密通路を使ったのだと言う。部屋からは大きい音がしたと。
それを聞いたラファエロは不快な気分になった。おそらくレイジェフが恨みを抱いて、カエナを訪ねたのだろうと。
しかし、表向きで噂が出てないところをみると、カエナがレイジェフをうまく説得したのだろう。
アニーは言いにくそうにもじもじすると、偶然聞いただけなんですけどオリビア令嬢とうまくいくといいですね!と言った。
それを聞いたラファエロは情報の根源であろうカエナのことが頭に浮かんだ。凄まじい殺気を放って、カエナ皇女と自然に会える方法はないだろうか?と隣にいた部下のバスタンに聞くのであった。
エバンス卿の訴え
皇子宮でのこと。ゼノン・エバンス卿はカトリーヌ・リンドバーグをハーメル伯爵家の養女として入れることを、大反対していた。
彼女の息子が勢力争いに加わってしまうことを懸念しているのであった。
もし、カトリーヌが皇后になった場合、あの息子は誰よりも正統性を持つようになるんですよ!?と訴えるゼノン・エバンス卿。
正統性という言葉に反応したレイジェフは、彼に読んでいた本を投げつけた。
そして、カトリーヌがいくらやったって、皇位に上がるのは私が先だからな!と声を荒げるのであった。
部屋から追い出されたゼノン・エバンス卿は、滅びる者か…とポツリと言うのであった。
逃がさない
部屋に1人になったレイジェフは、前にカエナが自由を望んでいると言った時のことを思い出していた。
そして、部下のジャミルを呼びつけると、帝国全土にカエナ皇女の肖像画をばら撒くよう指示をした。どんな田舎者でさえ彼女の顔を知らぬ者はいないように。
レイジェフはイスを座りなおすと、こう言った。
あとは結婚だけだな。私から逃げるなんて許さないよ?お姉様と言うと、レイジェフは笑うのであった。
【31話】感想
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