ピッコマで公開されている「悪女はマリオネット」のネタバレと感想になります。
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「悪女はマリオネット」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【28話】ネタバレ
※韓国版を読んだものを簡単にまとめました。
届けられた食事
数時間前のこと。見知らぬ侍女たちが、カエナの元に魚料理を運んできていた。
彼女らは総括女中長のヒリエ夫人の指示で来たのだと言う。
愚かだと思って勝手に見下してくる彼女たちの軽蔑的な視線。
もう行きなさいとカエナが言うと、人を馬鹿にしたような態度で指示に従わない侍女たち。
我慢できなくなったカエナは魚料理が乗った皿を床にたたき割った。
出て行けという言葉聞こえなかったのか?と冷たい口調でカエナが言うと、彼女らは逃げるように部屋を出て行くのであった。
そこに、侍女のアニーがやって来た。中央省厨房でオリビアとベラが揉めていると報告しに来たのだ。
中央省厨房ならやはり「あのこと」のせいなのかな?と察すると、カエナはそこに向かうのであった。
言い訳
時は戻り、中央省厨房でのこと。
カエナはわざわざ食べれない物を出してくるのは君の意志なの?と総料理長を問い詰めた。
それは誤解だと言う総料理長。そして、侍女たちを寄せ付けないようにしたのも、厨房が危険だと思ってのことだったと弁解した。
さらに、食事を持って行ったのはヒリエ夫人の直属の侍女であり、私の管轄ではないのですと。
ふうん、君は知らないことなのかとカエナは言うと、ベラにヒリエ夫人を呼んでくるよう命じた。
隠しているものがあるようですが見つけられませんでしたとベラがこそっと伝えると、すでにわかっているから信じてくれと言うカエナ。
まだこのことを報告していたわけではないのに、なぜカエナ皇女は知っているのだろうとベラは不思議に思うのであった。
黒幕
ヒリエ夫人を待つ間、少し厨房の中を見たいと言うカエナ。
総料理長はそれを承諾すると、どうせ皇女にはわからないと余裕の表情を浮かべた。
食材の箱を見つめながら、現場をおさえるか確実な物証が必要だとカエナは考えていた。
何か問題でもありましたか?と総料理長が聞くと、食材が新鮮だから見ていただけだと答えるカエナ。
総料理長は内心焦った。
彼はヒリエ夫人の手を借り、帳簿には高い食材を大量に仕入れたと見せかけて、上にしか食材を乗っていない下には石をぎっしり詰めた箱を納入していたのだ。
そして、この横領方法はある人から指示されていた。
その相手とはイェイスター・ハインリヒ。
彼はその代わり、カエナの行動や好みなど情報を自分に報告するよう、総料理長と取引をしていたのだった。
【28話】感想
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