ピッコマで公開されている「悪女はマリオネット」のネタバレと感想になります。
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「悪女はマリオネット」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【21話】ネタバレ
※韓国版を読んだものを簡単にまとめました。
レイジェフの執着心
謹慎、処罰、侍女たちの追放、上席女官の管理権まで。
あらかじめ決められていたかのように、自分のものが次々にカエナに流れて行っているとレイジェフは感じていた。
でもまだ我慢はできる。彼女は僕のものだから。
最側近のゼノン・エバンス卿からはカエナの香りが漂い、権力は砂のように抜けていく。そして、カエナは図書館でラファエロに会ったと聞いた。
彼女は最初から僕を油断させておいて不意打ちを食らわせるつもりだったのか?
ラファエロと結婚するつもりならカエナは僕から離れて行くだろう。彼と同盟を組むのは歓迎だけど、僕のものを奪われるのは話は別なのだ。
救われる兄弟
カエナの部屋に来たレイジェフは、僕から抜け出そうとしているの?と彼女に言った。
それを否定するが、レイジェフはラファエロに会ったことについて問い詰めた。
実際、図書館で会ったのは偶然でありカエナはそう伝えるが、レイジェフはそれを信じようとはしなかった。
怒りや不信感でいっぱいのレイジェフは、これらも全部計画の一部なんだろうね!と彼女を問い詰めた。
カエナは内心こんなことを考えた。あなたに助けを求めて無視された過去はもういい。私たち兄弟は不遇な幼少期を送ってきたけど、天罰を受けるような悪役兄弟ではなく、せめて少し気性の荒い兄弟くらいになれたら…まだ私たちは救われる。
レイジェフは僕の権威に邪魔になる危険な芽は残してはおけないと言うと、カエナの首に手をかけた。どうせ姉さんは次期皇帝の僕が願えば消える命だからねと。
すると、カエナは笑ってこう言った。わかった、殺してと。
自分の首に当ててるレイジェフの手をぐっと押さえつけるカエナ。彼女の思いがけない行動に、おかしくなったのか!?とレイジェフは言うとパっと手を振り払った。
彼女の首はすっかり赤くなるのであった。
カエナの提案
やっと会話する気になったねとカエナが言うと、上席女官の管理権は皇子が持つほどの権力じゃないし、あなたも知っているのでしょう?と問いかけた。
皇帝はレイジェフに実権を渡さないために、今までわざと上席女官の管理権を任せていたのだ。
そして、上席女官の管理権がなくなったなら、それを埋める新たな権力を得ればいい。私はあなたを皇帝にするつもりだから、それの手助けすると言うのだ。
カエナの計画はこうだ。レイジェフの謹慎が解けたら皇帝に許しを請う。そして、カトリーヌ・リンドバーグの話を持ち掛ける。
カトリーヌ・リンドバーグは皇帝の側室であった女性。彼女を人質に取られた皇帝はハインリヒ一族を直系認定し、イェイスターに皇位継承権を与えるほど彼女のことを愛していたのだ。
そんな彼女をハインリヒ大公家やその他勢力から守るため、ハーメル伯爵家の養女として迎えるように皇帝に進言するというのが、カエナの計画なのであった。
【21話】感想
レイジェフはカエナに自分のものが流れて行っているのに怒りを感じるとともに、彼女に対して執着心があるようです。
カエナに手をかけた時も本当に殺そうとしたわけじゃないみたいですし。ヤンデレ感満載でそんなレイジェフのキャラクター嫌いじゃないです。笑
アップルパイをもらった時の笑顔を見ると本当は姉のことが大好きって感じがするので、彼がシスコンになる未来が見えますね。
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