ピッコマで公開されている「転生したら推しの母になりました」のネタバレと感想になります。
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「転生したら推しの母になりました」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【16話】ネタバレ
翌朝
アイシャがこっそりアベルの足を治療してあげた次の日、2人は一緒に朝食を食べようとしていた。
私が昨日アベルの部屋に行ったことは知ってるのかなと確証が持てずにちょっと戸惑っているアイシャ。
そんな彼女に、毎日一緒に食事してもいいですかとアベルは聞く。食事のあとに一緒におやつを食べても、一緒に散歩してもいいのですかと。
涙を流しながらそう聞いて来るアベルに、アイシャもまた泣きながら彼を抱きしめ、全てを受け入れるのだった。
吸収の異能
アイシャとアベルがいる食堂に、突然ハデスがやって来る。
そして彼はづかづかとアベルの元へ行き、彼の靴を脱がせて傷ついている足を見た。
ハデスがアベルの足にそっと手を寄せると、突然パアァっと光を周りを包む。
それは属性を問わず全てのコアジュエルが持っている異能、「吸収」である。
その異能は、外部により引き起こされた身体的変化を吸収して、他の対象へと移動することが出来というもの。
つまりアベルの足に負った傷はハデスの体に移動したのだ。
そして神殿にいる治療師たちが全員白属性なのは、彼らがもつ浄化の異能は吸収した傷を移転させるだけでなく治癒できるからである。
また一年後にハデスは死ぬことになるわけだが、それも吸収の異能に関係している。彼は暴走したアベルの内傷と崩壊した精神を吸収し、死んでいってしまったのである。
家族のよう
アベルの足の傷を吸収したハデスは、彼のことを抱きかかえてアイシャのほうを見る。
昨日の騒ぎについて問い詰められると思った彼女だが、ハデスは彼女のことを褒めた。
君のおかげでアベルの怪我にも気づけたと。そしてガスフェル伯爵夫人に無礼な態度をとったことも知ったうえで、不快な思いをしたら我慢しなくていいと言うのだ。
アイシャの手をとって優しくキスをするハデス。
彼女にとっては少し気が重くもあった。絆で結ばれた親子の隣に自分もいて、仲睦まじい家族に見える気がしたのだ。
そして彼女の手をとるハデスの手は、驚くほど温かかったのである。
【16話】感想
周囲から酷い扱いを受けているアベルですが、ハデスとアイシャからはすごく愛情を注がれていて、それがせめてもの救いですね。
またアイシャもハデスから優しくされているので、アベルだけでなく彼にももう少し好感を抱いて良い気もしますが。笑
ガスフェル伯爵夫人の邪魔がまた入りそうな気もしますが、3人で幸せな家族になってほしいです。
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