ピッコマで公開されている「転生したら推しの母になりました」のネタバレと感想になります。
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「転生したら推しの母になりました」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【15話】ネタバレ
アイシャの優しさ
アイシャはアベルの足を治療するために彼の部屋を訪れると、彼はもう寝ているようだ。
こっそりと布団をめくり足の裏を見てみると、彼の足の裏からは痛々しく血が流れている。
それを見て絶句するアイシャ。そしてポロポロと涙を流し、ごめん…ごめんね…と言いながら治療する。
君は世界で一番愛おしい子…私は必ず君のそばにいる…
そんな優しい言葉を寝ているアベルに語りかけながらアイシャは治療を終え、部屋を後にした。
しかし実は彼女の優しい言葉を全て聞いていたアベル。彼は寝たふりをしていたが実は起きていたのだ。
彼はアイシャの優しさに触れ、布団の中で涙を流しながら笑顔になっているのだった。
エスクリフの一族
ハデスはエスクリフ家のことについて調べていた。
書物によると、エスクリフの一族は代々白属性を維持するために労力を費やしてきたという。
異なる属性をもつ者同士では必ず優性な属性の子供が生まれる。そして白属性は最も劣勢な属性であるため、エスクリフ一族は同じ性質を持つ者のみ迎え入れてきた。
魔力も使えない彼らが白属性の維持にこだわり続けた理由。
それは500年前に神殿の始まりと共に初代聖女として名を挙げたアベラ・エスクリフの予言があったからである。
彼女の白属性の能力は絶大であり、不思議な予知能力まで備えていた。彼女の予言は必ず当たるのである。
そんなアベラが死ぬ前に言い残した言葉、それがエスクリフが再び聖女として降臨し帝国を救うというもの。
その予言があったからエストレラ一族は白属性の維持を貫いているのである。
そんな書物を読んだハデスは、ふと以前アイシャが言っていたことを思い出していた。
彼女曰くとある理由で死の狭間を彷徨い、棺桶の蓋を閉じる直前で目覚めたことがあったのだと。かろうじて生き埋めを免れたらしい。
ただその奇妙な家系についてそれ以上分かることはなく、ハデスは頭を抱えて悩んでいるのだった。
息子を殴ったのか
ハデスの執務室に、ものすごい剣幕で入って来たガスフェル伯爵夫人。
彼女は部屋に入って来るや否や、アイシャを城から追い出せとまくし立ててくる。
昨日アイシャに啖呵を切られたことに憤っており、そのことをハデスに話したのだ。
あの卑しい女を今すぐむち打ちにして追い出せと彼女は言う。
しかしそんな話の途中、アガサ…と一言名前を言って話を遮るハデス。
息子を殴ったのか?
彼はそのようにガスフェル伯爵夫人に問い、険しい表情を見せるのだった。
【15話】感想
涙を流しながらアベルのことを治療しているアイシャと、実は起きていてアイシャの優しさに涙を流しているアベル。このシーンが感動もので、こちらも泣きそうになってしまいました。
自分は周りから迷惑がられているとアベルは思っていそうですが、アイシャの言う通りもっとわがままになってほしいですね。
息子を殴ったのか?とガスフェル伯爵夫人に問い詰めるハデスですが、ここからどうなるのか見ものです。
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