ピッコマで公開されている「ゴミ捨て場の皇女様」のネタバレと感想になります。
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「ゴミ捨て場の皇女様」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【43話】ネタバレ
※韓国版を読んだものを簡単にまとめました。
人間に背を向けるユバル
エストレラは毒気の根源を見て恐怖を覚えていた。
そしてその感覚は何かに似ていると感じ、消されたはずの以前ケヒルと遭遇した記憶を思い出すのだった。
彼女の異変を感じ、どうしたの?とエリアスが聞くが、私が行かなければいけない!みんなのために!とエストレラは感じているのだった。
ケヒルの前には精霊が現れ、以前彼に警告するために姿を見せた時とは違う大人の容姿である。
それが素顔のようだね。力を全て取り戻したわけでもないはずだけど無理してるんじゃない?
ケヒルはそのように精霊に声をかけた。
しかしそんな話には耳を傾けず、彼女に触れるなと警告したはずだが、とケヒルに対して精霊は詰め寄る。
そんな話をしていると、エストレラはエリアスの腕から飛び降りて、自ら毒気の根源に飛び込もうとしているではないか。
子供助けてあげないといけないんじゃない?とケヒルは冷たい表情で言うが、私はあの子が成長するのを手伝うだけだと精霊は答え、エストレラを止めることはしないようだ。
ケヒルは、毒気が混ざるとユバルも人間に背を向けることが出来ると話し、以前ルビーの宝石眼の所有者がそうであったと言う。
そのユバルは人間を虐殺し、結局無残な恨みを残して死んでいったのだと話すのだった。
毒気に飲み込まれるエストレラ
毒気の塊に飛び込んでいこうとするエストレラを、ウィリアムが必死に止めようとする。
しかしエストレラが、動くな!と言うと、宝石眼の力かウィリアムたちは動けなくなってしまった。
彼女を助けようとしても助けることが出来ない。
何をするつもりなんだい?とエリアスも冷静にエストレラを止めようとするが、彼女は言うことを聞かず、毒気の塊に飛び込んで行ってしまう。
エストレラが毒気に飲み込まれると、エストレラ!ダメだ!とエリアスが必死に叫ぶが、彼女の姿は見えなくなってしまうのだった。
子供の選んだ道
本当に子供のことを助けなかったんだねと冷徹な表情で言うケヒルだが、ルーが食べられることはないと精霊は言い返す。
君が初めてあの子を見たときに手が出せなかった理由と同じだろうと。
確かにケヒルが以前皇居でエストレラと遭遇した時、彼女は何かオーラに守られてケヒルが手を出すことが出来なかった。
しかし次の瞬間、ケヒルを炎が包み、彼の容姿がガラッと変化した。
より邪悪なオーラをまとったケヒルは、おかげさまで僕があの子を食えるようになったよ、と不気味そうに言う。
そんなケヒルの変化を見ていた精霊は思わずこう口にした。
今すぐにでもあの子の元に駆けつけたい。抱きしめて大丈夫だと言ってあげたい。しかし私に子供の選択を妨げる資格はない。子供には自分で選んだ道を進む力があるからだ。
そのように精霊は話すのだった。
毒気の暗闇の中で
一方のエストレラは、飲み込まれた毒気の中で恐怖を感じうずくまっていた。
しかしエリアスやヘルン、カリザン、デリック、リオナ、ジェランなどこれまで優しくしてくれたみんなの顔を思い出し、全員死なせない!と力強く誓った。
君が死んだとしても?
そんな不気味な声が聞こえてきて、エストレラの目の前には暗闇の中からある男が浮かんでくる。
それはケヒルであった。
たかが人間などのために死地に入って来た愚かなユバルよ。君はどうやって僕を倒すんだい?
彼は不気味な表情でエストレラにそのように問いかけるのだった。
【43話】感想
エストレラは自ら毒気の中に飛び込んでしまいましたね。エリアスは絶望し、子供の選択を尊重すると言う精霊は彼女を手助けする様子はありません。
そして毒気の暗闇の中でエストレラはケヒルと対面することになりましたが、彼女はどのように立ち向かっていくのでしょうか。
今回の話で第1シーズンが終了となっていますが、次の第2シーズンが楽しみです。
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