ピッコマで公開されている「暴君の保護者は悪役魔女です」のネタバレと感想になります。
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「暴君の保護者は悪役魔女です」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【24話】ネタバレ
テベットの仕業
殿下…助け…て…
そう言ってティータは必死にクレーテのほうに手を伸ばす。彼は今目が見えていないのだ。
どうなっているの?ティータの力が暴走している。
そう思いクレーテは困惑していると、どうやらティータ曰く、ずっと変な声が聞こえてくるのだと。
ティータを安心させようと手を握るクレーテだが、彼に触れた途端に原始的で野望に満ちた冷たい気配を感じた。
これはティータの物ではない。しかしその中にティータの力が溶け込んでいる。まるでずっと昔から連れ添っていたかのように…
そう思うと、クレーテはハッと気づいてしまった。
それは6年前ティータに取り憑いた精霊。テベットである。
もしティータの魂がテベットに乗っ取られたら原作通りの悲劇が起こってしまう。
それだけは何としても防がないとと思うクレーテ。
ティータの耳元ではずっとヒソヒソと何かを話しかけてくる声が聞こえているようだが、その声に耳を傾けてはダメとクレーテは彼に言い聞かせる。
体を乗っ取られそうな感覚に襲われ恐怖で苦しむティータ。
そこに異変を感じたエドモンドがやって来るが、部屋の中に入って来てはダメよとクレーテは命令する。エドモンドの身もまた案じているのだ。
クレーテは魔法を使い、必死でティータのことを守る。
日が昇るまで力を抑えておけばしばらくはティータに手を出せないはず。朝になれば元通りになるわ。
そう思い2人は必死に耐えるのだった。
今度はクレーテが
苦痛に耐えるティータと寄り添って彼を守るクレーテ。
突然窓の外が明るくなり、ピカッと光が差してくる。
ティータの力がテベットに打ち勝ったの?とクレーテが思うと、ティータはパチッと目を覚まし、クラっとする頭を抱えながらも無事に意識を正常に取り戻したようだ。
俺の体に何が起こったんです?とティータが聞いた瞬間、次はクレーテがクラっとして倒れこんでしまう。
ティータと部屋に入って来たエドモンドが必死に彼女に声をかける。
私は大丈夫だって伝えたいのに…体が言うことを聞かない…
そう思い起き上がれないクレーテ。
そんな彼女の頭の中にはティータの後ろ姿が見える。彼が振り向きこっちを向くと、ギロッと冷たい目をしているのだった。
【24話】感想
最後に冷たい目でこっちを見ていたティータは怖いですね。まるで乗っ取られてしまったかのような表情です。
6年前に倒れたティータを助けたときも、クレーテは気を失ってしまっていました。今回もまた無事に意識を取り戻してほしいです。
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