ピッコマで公開されている「悪役に正体がバレてしまった」のネタバレと感想になります。
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「悪役に正体がバレてしまった」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【50話】ネタバレ
同性愛なのか
イグネスはルワンに声をかけると、こう尋ねた。
私は同性愛者なのだろうか?
突然の発言に、ルワンは固まった。
イグネスの性的指向には興味がないが、その対象にセレナのことを考えているならそれは当然だめであるとルワンは言う。イグネスは帝国の皇子で皇帝陛下の後を継ぐ身分であるのだからと。
しっかりしてくださいとルワンは言うが、私はどうすればいいかわからないのだと答えるイグネス。
ルワンは強くこう言った。
私が教えてあげます。ヒースから帰ってきたらイレア令嬢と結婚するのです。そしてエノク大公とともに貴族らを懐柔し、皇帝陛下に圧力をかける。そして皇位にあがるのです。
もし皇帝になれなかったら、イグネスもルワンも、そしてセレナも死ぬのだと。
ルワンがそこまで言ったところで、イグネスは知っているよ…と答えた。
セレナに対しての感情はまだ確かなものではないから、我慢をしなければならない。すべてを守るためにもとイグネスは思うのであった。
ウォーミングアップ
イグネスにもらった薬を飲んだセレナは体調がだいぶよくなっていた。
まずはイグネスとレティオの関係が悪化しないようにすることが最優先だと考えた。
騎士の仕事に復帰をすると、ベルとの決闘で勝利した件で他の騎士達から嫌味を言われてしまう。
そういえば、いつも嫌味を言ってくるあの3人の訓練兵の姿が見えないなと不思議に思うセレナ。
そんなことを考えていると、嫌味を言ってくるうちの1人の騎士が、決闘を申し込むと言い自分の手袋を投げつけてきた。
手袋を見ると、そこには"セイン"と書かれていた。決闘をした時の仲裁者"セイン侯爵"なのだとわかったセレナはにやりと笑った。
復帰後最初の相手としては悪くはないんじゃない?と。
セインを簡単に倒してしまったセレナは、久しぶりのウォーミングアップですっきりした表情を見せるのであった。
ヒースに発つ前に
そこに、レティオがやって来た。
彼はセレナが明日ヒースに発つ前に、会っておきたかったのだと言う。
レティオはセレナの顔の血をみつけると、セレナはこれは私の血ではないのですと言った。
さきほどのセインとの決闘で、飛び散った血なのであった。
レティオは血をそっと拭うと、わかってますと答えた。あなたの血はもっと綺麗だし、この血は汚いので当然あなたのものでないと思ったと。
相変わらず狂った奴だと呆れるセレナ。
レティオはヒースが自分の故郷であることを告げると、そこで困ったことがあったら"ベルア商店"に行くように言った。そこにはレティオの友人がいるらしい。
セレナは変なことは起こらないですから大丈夫ですよと答えると、心の中では"絶対にそこに行ってはならないと覚えておかないと"と思うのであった。
そういえば、私に喧嘩を売ってくるあのいつもの訓練兵3人はどこに行ったのですか?と話を変えるセレナ。
あぁ、死にましたよと淡々とした口調でレティオは答えるのであった。
【50話】感想
死にましたよと淡々とした口調で答えるレティオ怖すぎ!笑
確かに魔物を退治した時の話で、イグネスが訓練兵3人の死体を見て、魔物ではなく人に殺されたということを見抜いていましたね。
レティオの仕業と知ったらセレナは一体どう思うのでしょうか。
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