ピッコマで公開されている「暴君の保護者は悪役魔女です」のネタバレと感想になります。
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「暴君の保護者は悪役魔女です」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【5話】ネタバレ
寂しそうな子
クレーテはティータの勉強を、エドモンドに教えさせることにした。
それから一週間後、ティータの習得は驚くほど早く、もう短い単語なら書ける状態に。
そして暴君になるのを防ぐため、クレーテは剣術や護身術は教えないようにとエドモンドに言う。
またクレーテがエドモンドに、何か変わった様子はないかと聞くと、あえて言うならティータはとても寂しそうに見えると答える。
クレーテはそんなことを感じたことはなかったが、確かにそうかもと思った。
情緒を安定させ、社会性を育てるためにも友達が必要であるが、極寒の地であるべロスに彼と同じくらいの歳の子供はいない。
悩んだクレーテはある案を思いつくのだった。
ティータの友達
そこで連れてきたのが、カニスと言う名前の生き物。
それはパッと見は普通の子犬だが、魔物の狼の間に生まれたハーフなのである。
サイズはまだ小さいが、成長すればライオンより大きくなるのだ。
魔物の血が混ざったカニスであれば凍死することもなく、ティータの友達にはぴったりである。
クレーテはカニスに、寒さに打ち勝つ魔法をかけ、直接渡すのはためらってティータの部屋の前に置いておいた。
部屋を出てきたティータは、ドアの前に置かれているその生き物に気づいた。
その子はクレーテに抱えられていたため、寒さで震えているようだ。
そしてティータはあたためてあげると言って嬉しそうにその子を抱きかかえる。
殿下もエドモンドさんも一緒に住むことを許してくれるよと言って、その子と友達になろうと決めたのだった。
どんな名前がいい?と言いながら部屋に戻っていく。
その様子を陰から見ていたクレーテは、喜んでいる彼の姿を見てニヤニヤしているのだった。
そしてこれはティータがグレる可能性を少しでも減らすためにやったこと。全て私の計画通りにして見せるわ!と思うのだった。
【5話】感想
ティータの喜んでいる姿をみてニヤニヤするとは。クレーテもそのうちティータのことを溺愛しそうな気がしますね。笑
そしてティータにも友達が出来そうで、微笑ましいです。
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