ピッコマで公開されている「ロクサナ〜悪女がヒロインの兄を守る方法〜」のネタバレと感想になります。
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「ロクサナ〜悪女がヒロインの兄を守る方法〜」の漫画は「ピッコマ」で公開されています。
【20話】ネタバレ
その花の正体
カシスはその花がどんな花かわかっているかとロクサナに問う。
ロクサナは、ただの花じゃないの?と返事をしながらも、まさかこの花の正体を知っているんじゃ…と心の中で思った。
カシス曰く、この花には毒があると。そして種類までは分からないがかなり猛毒であると。
どうしてわかるかというと、前にこの花を見たことがあるからだと話す。
ロクサナは、その話にあり得ないと疑っていた。
なぜならこの花はアグリチェが独自で栽培したものであり、外部には出回っていないため。
それでもカシスは彼女のことが心配だからと忠告しているのだ。花を近くに置かないほうがよいと。
その言葉にロクサナは、信じるわと言ってクスッと笑う。
それと同時に、カシスはどうやってこの花が毒花だと分かったの?私に何を隠してるの?と思うのだった。
毒蝶の力
ある日ロクサナは非常に体調が悪そうにしていた。
なぜならカランチュラの生息地に行ったデオンだけでなく、境界のペデリアンの様子も気にしなければいけないため、多くの毒蝶の面倒を見ていたのだ。
それは彼女にとってかなりの負荷であった。
そんなところに処罰の部屋から解放されたシャーロットがやって来る。
カシスを自分のオモチャにしたかったシャーロットは、ロクサナに対していちゃもんをつけて食ってかかる。
絶対にお姉ちゃんに奪われたオモチャを取り返してやるんだから!と。
さらには毒蝶を孵化させたのも父に気に入られるためのうそだろうと言ってきたのだ。
そんなシャーロットに、カシスは不気味な笑みを浮かべ、信じられないなら自分の目で確かめるといいわと言って毒蝶を出した。
シャーロットは毒蝶にやられ悲鳴を上げて倒れこむのだった。
ガタガタと震える彼女にロクサナは、次からは私をがっかりさせないでねと言い残して立ち去っていく。
だが心の中では、あとちょっと…あとちょっとで…とバクバクと心臓を鳴らし苦しそうしながら、あるところへ向かう。
助けを求めたのは
それはカシスの部屋である。
そして部屋に入るや否や、ロクサナは血を吐いて倒れこんだ。
シャーロットに対してやったような形で毒蝶を使うのは初めてであり、ここまで体に負荷がかかるとは想像以上だったのだ。
倒れこむロクサナを見て、カシスは首に繋がった鎖を引きちぎった。
素手で鎖を壊すなんて…と思うと同時に、まさかこのまま逃げるつもりじゃ…ダメよカシス、また逃げて捕まったら無事じゃいられないわ、と倒れたまま心の中で叫ぶロクサナ。
だが彼が向かったのは部屋の外ではなく、ロクサナのところだった。
鎖を引きちぎるほど強い気持ちで、彼女を心配している様子である。
彼は血を吐いて倒れこむ彼女を抱え、必死の形相で、ロクサナ!!と呼びかけるのだった。
【20話】感想
カシスがその花が毒花であることを見抜いたのはいったいなぜなのか。彼にも隠していることがあるのでしょうか。
また人を倒すために毒蝶を使うのは初めてと言うことで、想像以上の体への負荷に耐えられずカシスの部屋に逃げ込んだロクサナ。
そんな彼女を必死に心配しているカシスはやっぱり素敵な人ですね!
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